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Garageでチョークテスト核心

コロナ下で皆がインドアでのフィンガーボードトレーニングに励むなか、東京粉末が「インドアトレーニング用の粉末が飛散しない液体チョーク」を開発しているそうで、被験者としてサンプルをいただくことができたので早速チョークテストを行ってみた。

開発中サンプルはボトル裏面の日付が書かれた文字の色によって、赤=炭酸マグネシウム多め、緑=粘度高め、の2種類があるらしい。使用方法は手を洗ったうえでよく振って、かなり少なめに付ける、とのことで、今回もそれに従った。

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■使用ホールド
通常のクライミングホールドへのフリクションテストとして、自宅のハーフムーンボードのホールド(Hold Set B No.141)と、クライミングホールドとは異なる素材かつメジャーなフィンガーボードへのフリクションテストとしてBeastmaker2000の2番目の傾斜(30度)のスローパーを使用する。


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■計測方法
ホールドは人差し指、中指、薬指の3本を使って両手でマッチ、Beastmakerは両手で4本指パーミング。計測開始と同時に足を浮かせ、肘を伸ばしデッドハングをして、耐えきれず落ちた瞬間に計測終了。

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落ちた後はホールドをブラッシングしてチョークを落とし、5分以上のレストを空けて完全回復してからトライする。なお極端な乾き手の僕は、本気トライの時は普段チョークを付ける前に濡れタオルでチョークを拭き取り、完全に乾ききらないうちにチョークを付けてからトライしているので、今回もそうしている。手がどの程度乾いたらチョークを付けるかは計測せず、普段の経験に基づいた感覚で行った。

■比較対象
・GRASP/Grasp Dry…ジム、外で普段使用しているチョーク。通常価格帯のチョークとしては個人的に最もコストパフォーマンスに優れていると感じている。これより劣る性能であればあまり使う意味はない。


・PD9/PD9 for Climbing+Grasp Dry…僕が全幅の信頼を寄せるチョーク下地。コスパは悪いため、限界グレードでの本気トライにしか使えないけど、ホールドの材質、岩質にかかわらず安定かつ強力なグリップ力を発揮する。これより優れているようであれば常時携行する価値あり、というベンチマーク。なお、PD9だけで使用することも可能だけど、僕はあくまで下地としてチョークも付けるので、今回はGrasp Dryを使用。


・東京粉末/Garage…今回のメインとなるテスト対象。液体チョークなので、ある程度乾いてからトライしている。完全に乾ききるまで待たないのは上記のように僕が乾き手で、少し湿気が残っている方がグリップするため。

・ADD FRICTION/GripOn…液体チョークの比較対象として。チョーク下地としても使えるけど、今回は単体で使用。


・東京粉末/Boost+Grasp Dry…ハマる時はPD9以上のグリップ力と粘りを発揮する高級チョーク下地。Grasp Dryを併用。

・BLACK DIAMOND/Pure Gold…BLACK DIAMONDが最近出した、チョークに混ぜることでグリップ力をアップさせるという新しい使い方のブレンド用チョーク。そのまま使用することも可能ということなので、今回は普通のチョークとしてブレンドせずに使用。購入してから使っていなかったので、今回ついでにテストしてみることにした。

・NST/Eco Grip Gel…結構前から販売されている製品で、ほぼ固形に近いジェルを手にすり込むと乾いて白くなり、グリップする。粉末が飛散しないということで、数少ないホームトレーニングでも安心して使えるチョーク。ジムの飲み会のゲームで景品としていただき、自宅で使用している。

■トライ方法
ホールド編では上記のチョークを使用して上から順にトライし、ヨレを考慮してEco Gripまで計測が終わったら、逆順に2回目のトライを行い平均化した。僕は普段ヨレないタイプだけど、さすがに限界まで保持し続けるトレーニング的なトライを重ねると保持力は落ちるため(体重が増えていることも大きいけど…)。折り返し点となるEco Gripは時間の都合上凡庸な記録であれば1回で済ませる。

人気の東京粉末BLACKが含まれていないのは、単に切らしているのと、これまでのテストでGrasp Dryとほぼ同等の性能だったと記憶しているため、今回は割愛した。

Beastmaker編は、室内で使えるチョーク選定の意味が大きいため、今回は基準となるGrasp Dry、PD9+Grasp Dry、Garageの3つのみで比較した。試技は1回のみ。終わってから気付いたけど、Eco Gripも計測すべきだった…。

■結果
合計2時間にわたるトライの末、結果は以下のとおり(単位はs=秒)。

ホールド編
1.Garage…1回目43s+2回目37s=合計80s
2.PD9+Grasp Dry…43s+36s=79s
3.Boost+Grasp Dry…33s+29s=62s
4.Grasp Dry…31s+25s=56s
5.Grip On…30s+24s=54s
6.Eco Grip Gel…25s×2=50s(試技1回のため単純に倍加)
7.Pure Gold…19s+16s=35s

Beastmaker編
1.Garage…25s
2.PD9+Grasp Dry…24s
2.Grasp Dry…20s

なんとびっくり、まさかのGarageが本命PD9を超えてしまった…。強力なグリップ力だけを売りにしたチョークではないのに。僕の東京粉末贔屓のバイアスが働いてしまった可能性もあるので、サンプルが残っている限り、また別条件(異なる素材のホールド、岩など)で比較したり、実際のトライで使用してみて実戦でもテスト同様のグリップが発揮されるかどうか試していきたい。

Garage(赤、炭酸マグネシウム多めバージョン)の使用感としては、もう一つのバージョン緑よりも粘度は低いはずだけど、結構ドロっとしている。初期のPD9と同じくらい。そしてEffectと同じアロマの香り。使用量が少なめということもあるけど、乾いた後はGrip Onほど白くはならず、乾きもしない。グリップした瞬間はRXのようにビタっと止まる感触はないけど、とにかく粘る。「あ、落ちる」と思ってからもグリップが持続する。

この性能で粉が飛散しないのであれば、自宅トレーニングはもちろんのこと、ジムでこのチョーク以外使用禁止にすればホールド磨きも掃除も不要?!そんなことないか。ともあれ、このまま、もしくはこれ以上の性能になって製品化されるなら、自宅トレーニング用として常備する。下手したらジムや外でも高価なPD9の代わりになるかも知れない…PD9よりmlあたり単価が同じか安ければの話。いや、チョーク付けなくていい分PD9より高くてもいいのか。あ、価格設定もこれからだろうから、余計なことは言わないでおこう。この性能ならば投資は厭わないけれど。

■番外編
後半オンライン飲み会をしながら空気を読まずにテストを続けていたけれど、オンライン飲み会が終わってからあるチョークの存在を忘れていたことに気付いた…。ということで、2時間くらい間が空いてしまって、体が冷えてしまい保持力も落ちて単純比較はできないけど、参考程度に追加テストを実施。

・東京粉末/RX…粉末チョークとしては個人的に高級チョークの代名詞・FRICTION LABSのチョークよりもグリップ力が高いと感じている切り札的存在。確実にグリップ力がアップするPD9と異なり、対象・環境によっては全く効果が体感できないこともあるけど、ハマると保持の瞬間にビタっと止まり、ずり落ちる気がしない。その上粘りもある。チャンキータイプだけど、僕はチョークボールを使用しているので砕いたRXだけをチョークボールに入れている。乾燥して水分の比率が変わってしまうけど、僕はそもそも手に付ける前に手を濡らしているのであまり気にしていない。余談だけどPD9と併用すれば最強、とはいかず、むしろGraspとの組み合わせの方が良い場合もある。というか、ほぼ相乗効果が発揮されたことはない。残念。

ホールドとBeastmakerで1トライづつ実施。その結果は

ホールド編
・RX…46s×2=92s

Beastmaker編
・RX…20s

さすがRX、ホールド編ではGarageの43s(2回合計80s)をあっさり上回る結果。しかし材質的に相性が悪そうなBeastmakerでは予想どおり凡庸な記録。まあフィンガーボードトレで高級チョークを使う意味はあまりないけれど。

そんなわけで、最後にRXがかっさらっていったものの、Garageが製品化された暁にはあらためて複数の環境下でテストをしてみたいと思う。そもそも以前行ったチョークテストの記事はもっと色々な環境下でテストをしてから、と暖めていたら腐って下書きのままだし…。新しいチョークも次々と発売され、データも古くなるので、この機会に以下に当時に書いた草稿を少し手直しして公開する。画像は割愛。今回のテストを含めて参考になれば幸い。

===ここから昔書いた草稿(長いのでざっと参考までに)===

■小川山チョーク下地編(2018/7実施)
「静かの海」にトライしていたとき、その効果を実感し、アンジェラが完登を願ってレンタル用1Lボトルを3本まとめ買いしてくれて以来、PD9にはお世話になっていた。その後、3L分(1本50mlのバラで買うと60本分!)をほとんど使い切ってしまったので、本気トライの際のチョーク下地を買わなければならなくなった(グレードはお金で買うんです)。

しかしPD9はモデルチェンジされてしまったし、今は他にもアンジェラが愛用する「ASTRO」や「ADD FRICTION」など、別の製品もある。そこで、ポストPD9を決めるために比較テストをしてみることにした。

チョーク下地の効きは気温、湿度、皮膚のタイプ(乾き手、ぬめり手)、ホールド(ジムか岩か)など、数々のファクターに左右されるけど、重視したいのはやはり岩、特に触れることの多い花崗岩の岩。ということで、実験の場は小川山、それもフリクションが必要となる沢沿いの流れ岩にある課題「大いなる河の流れ」のスローパーとすることにした。

実験方法
・ホールドとして、小川山石楠花エリアの課題「大いなる河の流れ」でマッチするスローパーの部分を採用。ホールドする部分にティックマークを付けて、同じ場所を持つようにする
・結果はそのホールドをマッチしてぶら下がり、離陸してから落ちるまでの時間を計測
・トライのたびに手を濡れタオルで拭い、チョーク下地を洗い流したうえで、ある程度水分が抜けてから下地をつける
・テストする下地をつけた後にチョークボールでチョークをつける
・テストに使用したチョークはすべてGraspのレギュラー
・僕はスロースターターなので、充分にアップを済ませた後にトライ(でなければトライのたびに調子が上がってしまうため)
・実験方法から、トライを重ねるごとにヨレでトライ順が後になるほど力が落ちて成績が悪くなる可能性があるが、今回は考慮しない。次回は2回ずつトライし、2週目は逆の順番でトライする方法が良いかも

トライ順は特に意図はないが、以下のとおり。
1.水とチョークGRASP Rのみ
2.ADD FRICTION
3.ADD FRICTION WET
4.旧PD9
5.新PD9
6.BOOST
7.ASTRO
8.ASTROのみ
9.SECRET STUFF

結果
1.ASTRO…37.51
2.旧PD9…33.85
3.BOOST…31.04
4.新PD9…23.67
5.水とチョークGRASP Rのみ…22.83
6.ADD FRICTION…21.44
7.ASTROのみ…21.00
8.SECRET STUFF…17.93
9.ADD FRICTION WET…2.63

意外なことに、ASTROが本命旧PD9を大きく上回った。磨かれた花崗岩に合っていたのかも知れない。そして薄めの新PD9はやはり旧PD9には遠く及ばず…。これでは薄めて新発売と言われても仕方ない。BOOSTは準備が面倒なためあまり使ってこなかったけど、旧PD9に匹敵する性能。周囲に愛用者が多いADD FRICTIONは僕は逆にぬめってしまうので使ってこなかったけど、今回のテストでも予想通り下地なしに劣る結果。特にWETは油を塗ったくらいの逆効果。あくまで極端な乾き手の僕に合っていないのだろう。


■ジムチョーク下地編(2018/8実施)
ホームジムのシステムボードに付けられたスローパーで行ったチョーク下地テスト。

トライ順
1.水とチョークGRASP Rのみ
2.SECRET STUFF
3.ASTROのみ
4.ASTRO
5.BOOST
6.新PD9
7.旧PD9
8.ADD FRICTION WET
9.ADD FRICTION

結果
1.旧PD9…28.2
2.新PD9…26.7
3.ADD FRICTION…23.7
4.水とチョークGRASP Rのみ…19.4
5.ASTRO…18.4
6.ASTROのみ…18.0
7.SECRET STUFF…17.1
8.BOOST…16.0
9.ADD FRICTION WET…6.5

小川山と違ってPD9が圧倒。新バージョンでもほぼ変わらないグリップ力を発揮した。そして合わないと思って使ってこなかったADD FRICTIONが予想外の健闘。持続力に関してはPD9以上に思えるので、リードではPD9よりも良いかも知れない。WETは相変わらずぬめるだけだけど。ASTROはジムでは通常のチョーク以下の結果に。BOOSTもこのホールドには合わなかったようだ。


■ジムチョーク編(2019/3実施)
東京粉末を中心に、家にあったチョークを一通り持ち込んで下地なしのチョークのみで前回のジム編と同様のテストを実施した。

トライ順
1.GRASP DRY
2.GRASP R
3.東京粉末 BLACK
4.東京粉末 EFFECT
5.東京粉末 SPEED
6.GRASP WET
7.東京粉末 RX
8.東京粉末 V3
9.PlayMountain!超粉

結果
1.東京粉末 RX…25.6
2.GRASP DRY…23.9
3.東京粉末 BLACK…21.1
4.東京粉末 SPEED…20.5
5.東京粉末 EFFECT…19.7
6.東京粉末 V3…18.0
7.GRASP REGULAR…17.9
8.超粉…14.0
9.GRASP WET…11.5

RXが圧倒したものの、GRASPがBLACKを上回る健闘。1トライずつだったので参考までに。ホームジムでもらったオリジナルチョーク超粉は一度使った時に、逆に普段使っているチョークがいかに優秀かを知ることになったけど、テストでもやはり予想通りの結果。


■ジムチョーク編2(2019/7実施)
新しいチョークが増えてきたのでホームジムで実施したテスト。

トライ順
Grasp Dry
東京粉末BLACK
パンダチョーク
Black Gold
RX
Grip On
Grip On+Grasp Dry
PD9+RX
PD9+GRASP DRY
Grasp Dry(2回目のヨレ確認のため)

結果
1.RX…31.2
2.Grasp Dry…28.4、27.0
3.PD9+Grasp Dry…27.6
4.東京粉末BLACK…26.7
5.PD9+RX…26.3
6.Black Gold…23.4
7.Grip On…22.7
8.パンダチョーク…20.8
9.Grip On+Grasp Dry…20.3

だいぶ雑なテストだったせいか、PD9が逆効果という普段の体感を覆す結果になってしまったけど、この時は夏で湿気が多かったので、こういう環境だとPD9はあまり効果を発揮できないということかも知れない…けど一年前のテストも同じ時期だったので、単にブレなのか?そしてRX単体は最強、ただしRXはPD9との重ねがけは逆効果。GraspDryは東京粉末BLACKをわずかに上回ったものの、誤差の範囲。Grip Onはぬめり手の嫁は愛用しているけど、僕には合わなかった。高かったBlack Goldがダメだったのは残念。パンダチョークは価格相応。



■ジム総合編(2019/7実施)
新しく出た東京粉末Super BLACKとYAMA TECHを試したくて実施。ついでにこれまで高くて使ったことのなかったFRICTION LABSの製品を試してみた。とりあえずジム用としてUnicorn Dustを購入したのと、以前使って合わなかったけどジムの景品でもらったのでチョークボールタイプのMagicを加えた。

種類が多いので、まずは予選としてざっくりと1トライずつ、LAPISのフィンガーボードの上部中央スローパーに片手ぶら下がりで計測。モノによっては検証のため再度トライした。

結果
1.BOOST+Grasp R…6.7
2.Super BLACK…6.5
3.PD9+RX…5.6
4.ADD FRICTION赤+Grasp Dry…5.6
5.RX…4.8
6.ASTRO+Grasp R…4.6
7.SECRET STUFF…4.5
8.PD9+Grasp Dry…4.1
9.ADD FRICTION青+Grasp Dry…4.1
10.V3…4.2+3.3
11.Grip On…3.6
12.YAMA TECH…2.6+4.2
13.Unicorn Dust…3.5+3.2
14.Grasp Dry…3.2+3.2
15.Black Gold…3.2+3.2
16.Grip On+Grasp Dry…3.2
17.Magic…2.7

以前のジムテストでは成績の良くなかったBOOSTがポールポジション獲得。ホールドの違いによるものか。そしてSuper BLACKがRXを超えてきた。PD9+RXの重ねがけも今回は効果あり。YAMA TECHはぶれが出てしまったけど、良くも悪くもない結果。そしてFRICTION LABS軍団は振るわなかったものの、液体チョークSECRET STUFFが活躍。

決勝
1.RX…8.4
2.BOOST+RX…6.3
3.Super BLACK…5.8
4.ADD FRICTION青+RX…5.4
5.BOOST+Super BLACK…5.3
6.SECRET STUFF…4.7
6.ASTRO+RX…4.7
8.PD9+RX…4.6
8.ADD FRICTION青+Super BLACK…4.6
10.PD9+Super BLACK…4.4

決勝は予選の結果からフィーリングでチョイスし、下地との組み合わせのバリエーションを適当に増やして実施。RXが圧倒。BOOSTとのかけあわせは逆効果。


■ジムチョーク編3(2019/12実施)
新しいチョークを試すためのテスト。スローパーでのテストと、2回目はLAPISのフィンガーボードの上部中央のスローパーに片手でぶら下がって計測したもの。

トライ順
Grasp Dry
RX
PD9+Grasp Dry
Mighty Grip
Super Black

結果
1.RX…22+4.6
2.Mighty Grip…20+4
3.PD9+Grasp Dry…20+1.9
4.Super Black…18+1.8
5.Grasp Dry…17+2

相変わらずRXは強いけど、期待のBLOOM No.2 Mighty GripがPD9に匹敵する健闘。さほど高くもないので、コスパは相当良いかも知れない。本命Super Blackは期待外れの結果に終わってしまったけど、元々花崗岩で評価の高いチョークなので、岩でのテスト実施が待たれる。

===ここまで昔書いた草稿===

■おわりに
同じやり方、同じチョークでも結果が大きく異なっている場合もあるけど、ブレはもちろん、気温(室温)、湿度などの環境や僕自身の調子による違いによるもの。テストをするのであれば、僕自身の調子はともかく、一番大事なハイシーズンに、さまざまな環境(異なる岩質、気温低くてパリパリ、雨後など)で行うことが重要だろう。できる限りブレの少ない結果を迅速に得られるようテスト方法を試行錯誤して、今後もテストを重ねていこうと思う。


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長期強制レスト核心

新型コロナウイルス下でジムはほぼ休業、三密を避けることが可能な外岩ですらも不要不急の外出自粛要請でとても登りに行けるムードではなく、クライミングが単なる趣味に終わらずライフスタイルとなっているクライマーたちは皆いつになったら登りに行けるのか気が気でない毎日を過ごしていると思う。

緊急事態宣言該当期間であるGWの終わりの5/6まではひたすら耐え忍び、5/7,8に有給を叩き込んで5/7~10+αの期間で遠征に行こうと企んでいる人もいるかも知れないけど、5/6を過ぎても当然外出解禁となるはずはなく、しばらくは大っぴらに登りには行けないだろう。

コロナとの戦いはGWで終わりではないけど、かといってこのまま外出自粛・休業を続けていたら経済・生活が成り立たないので、クライミングを含めて人々の生活は今後はコロナと長期的にうまく付き合っていく方法を模索することになるのではないだろうか。

いつ終わるとも知れないこの状況下でクライマーは何をしたらいいのか、強制的とはいえ、せっかくのこの長期レストの機会を有効に活かすにはどうすればいいか、自らの尻を叩く意味も含めて思いつく限り挙げてみた。いい加減自粛生活でやることがなくなってきたという方はご参考いただければ。

1.フィンガーボードなどによる指トレ

日本の住宅事情では設置のハードルが高かったけど、賃貸でも設置可能な方法が広まり、DIYをする時間ができたことによって一気にフィンガーボードは普及している。ほぼクライミングでしか高負荷を受けることのない特殊な部位である指は登らないと衰えやすいので、指を効率的に鍛えることができるフィンガーボードは全てのクライマーにとってクライミング力キープのために重要だろう。キャンパシングボードもあればコンタクトストレングスも鍛えられるのでなおよし。

2.フィジカルトレーニング

上記のフィンガーボードも含めて、これまでクライミング能力向上のためのトレーニングを計画的に行ったことがなく、ジムで同じグレードの課題を徒に消費し続けるだけの日々を過ごしていたのであれば、これを機に筋力トレーニングの重要性に気付けるかも知れない。クライミング以外のスポーツ経験がないのであればなおさら。

正しいトレーニングを行えば、登っているだけではなかなか伸びない筋力を効率よく鍛えられ、クライミング力のボトルネックを打開できる可能性が高い。初期投資が不要な自重トレーニングだけでも大抵の人には効果があるし、クライミングのためであれば他に買うとしてもせいぜいヨガマット、ラバーバンド、軽いダンベルぐらいのもの。すでに一定の水準に達しているならば、スタビライザー系の強化のためにTRX(サスペンショントレーニング)に挑戦してみるのも良いと思う。

ただし、登れない鬱憤を晴らすかのように、毎日懸垂の数やプランクの時間だけを追い求めてしゃにむに追い込もうとするのは効率的ではない。まずは自分に何が必要なのか、自分の弱点を把握したうえで、一番の弱点から潰していくべきだろう。トレーニングを怪我なく適切に、計画的に実施するために、クライミングのトレーニング本やサイトを時間のある今のうちに読み、実際にやってみて、コロナ後も続けられるようなメニューを組むべきだと思う。

トレーニング本の代表的なものはちょうどROCK&SNOW086号(2019年冬)P.116にまとめられている。和書では「クライマーズ・バイブル」上下巻もあるし、クライミングそのものではないけど書籍になった「チバトレ」や、コンディショニングとしてのストレッチ、体の固いクライマーはこの機会に可動域を広げるためのストレッチにトライしてみるのも良いと思う。

 

3.慢性的故障の回復

指、腰、関節など、慢性的な故障を抱えているのであれば、今がクライミング人生において一番レストがしやすい環境が整っていると言えるので、まずはこれを行うべきだと思う。そしてクライミングトレーニング本の名著「パフォーマンス ロック・クライミング」にはレストの重要性として、こんなエピソードが載っている。


イギリスのレジェンドクライマー、ジェリー・モファットが腱鞘炎に悩まされて登れなくなり、クライミングを断念してバイクに熱中していたが、2年後に復帰するや以前よりもクライミングスキルが上がり、数々の成果を残したという、信じがたい復活劇だ。これは「レミニセンス効果」といって、神経命令回路の再構築(脳があるムーブを起こすときに無意識に発している命令系統が整理され、動きに無駄がなくなる)が起こっていたためだという。

この効果を得るには、1ヶ月から数年間にもわたるレストを定期的に行う必要があり、さらに辛いことには、このレスト期間中は軽く登ったりすることはもちろん、クライミングのことを考えたり、動画を見たりしてもいけないという。そのうえで脳の運動中枢を使うように何らかのスポーツをするなど、行動的(筋力とバランスを使うスポーツ)でなければならない。

なかなかに実施のハードルは高いけど、中途半端に実施しても効果は得られにくいと思う。実際僕も以前は定期的に1~2週間こういう時期を設けるようにしていたけど、結局この効果は体感できなかった。そして1ヶ月もクライミングのことを考えないなんて到底できるはずもなかった。しかし、クライミングの再開がいつになるか分からずモチベーションが上がらない、とお嘆きの貴兄にはうってつけのコロナ期活用術なので、是非トライしていただきたい。

4.読書

トレーニングのところでも書いたように、トレーニングの本をはじめとして、クライミング技術の本、栄養学やダイエットの本、クライミング文化を深く知るための古い書籍や雑誌のバックナンバー、海外ツアーに向けた語学の本など、本棚に積まれている本を読むなら今しかない。早く読めば読むほど今後のクライミング活動の底上げになるはず。逆に今読まなかったら、次に読む機会はなかなか訪れないと思うので、これを機に本棚を見直してみてはどうだろうか。

5.Webでの情報収集

今の時代、価値のある情報は出版物よりもWebの方が得られやすくなってきている。もちろんそれらの情報を見つけ出し、取捨選択する力は必要だけど、今は目の毒になりそうな単なる外岩ブログであっても他のクライマーの考え方や岩場・課題の情報など、価値のある情報は潜んでいたりする。

また、なかなか普段は見ない海外のサイトなら、国内とは異なる文化圏ならではのクライミングの接し方や切り口を感じることができて新鮮だと思う。今はGoogle Chromeなどのブラウザの機能やWeb翻訳サービスで十分な日本語訳が見られるので、思ったよりもハードルは高くないと思う。

6.その他

上記以外にも、仕事を楽に終わらせる(=残業を減らしクライミングの時間を増やす)ために資格を取得する、勉強をするなどの自己啓発も間接的ながら効果は大きいかも知れない。個人的には「できる人は超短眠!」(毎回このタイトルが恥ずかしいので紹介しづらい…)という短眠のノウハウ本。睡眠時間を短く(=自由な時間を長くする)しないまでも、眠気が発生するメカニズムと、それをコントロールする方法は誰もが知っていて損はないと思う。

 


以上。僕はと言えば、普段からフィンガーボードの指トレや筋トレを組み込んでおり、基本的にはジムで行うけど、自宅にもその環境が整っているので、自粛期間中でも変わらずトレーニングを続けている(自宅には高さのあるキャンパボードがない分、メニューは制限されるが)。

クライミングに関しては前回の記事のように真冬の間は外岩に行かないことにしただけでなく、その後スノーボードに夢中になり、暖かくなっても岩復帰どころか週末のジムすら疎かになっていたこともあり、自粛に関してはすんなり受け入れてしまっている。

それでも登ることだけは続けている。ホームジムは比較的休業の判断が遅かった方で、登りに行くことはできたけど、マンスリー課題が煮詰まっていたこと、減量のモチベーションが下がり体重がベスト時より4kg増えて限界押し上げるクライミングができなくなっていたことから、これまでは主にジムに行く前のアップに使用していたプライベートウォールをジム代わりに登りこんでいる。そんなわけで…

7.プライベートウォール

という選択肢は、次回の記事として執筆中。国産だけど少し物足りないサイズの「ホームボルダー13a」、世界的に普及しているけど日本の住宅事情にはそぐわない"Moonboard"という、これといったスタンダードが存在しない既製品プライベートウォール市場に、急遽"Satellite Board mini"や"Green Board"という国産期待の製品ができたこともあり、真剣に導入を検討しているクライマーも多いと思う。

とはいえ、ほとんどのクライマーにとっては依然ハードルは高いので、この恵まれた選択肢を選べないクライマーは、1~6の選択肢も含めて、今自分ができることは何かを自ら考え、後で振り返った時にコロナ期の過ごし方を後悔しないようにまずは行動に移していく必要があるだろう。


ハイシーズンの寒さ核心

豊田や東海の岩場で登るために移住をした割に、移住後の成果はさほど上がっていない。4時間近くかけて豊田に通っていた頃に、大給城址で地元のクライマーさんたちが「また来週やればいいや」と、気楽に課題と向き合っていたところが遠征ばかりの東京人にとっては羨ましすぎて移住の決め手になったわけだけど、成果が出ないのは良くも悪くも遠征の時のようにガツガツすることなく、エンクラになりがちだからかなと自分を納得させていた。

また、真冬に成果が出ないのは年末年始で体重が増えるのと、夏場と違ってほぼ毎週岩に行けるので、ジムトレが疎かになってフィジカルが落ちるためというのも原因だと思っていた。

しかし、調子がピークではないにせよ、得手不得手、サイズ感などの要素を考慮したとしても、自分がこの課題を登れないのはおかしい、と思う課題に何度も敗退を繰り返している。そして昨日もまた「これは登れるはず」と思っていた課題にド敗退をかました。

得手不得手やサイズ感などの計測しづらい要因がなく、単純に自身の調子を計ることができる課題のリピートに関してもそうで、例えば苦手なカチスタートである「文明開化」「半生茶」の一手目ができない日は全然できない。アップが終わっていてもできなかったりする。完登した時はほぼ確実にできた一手なのに。

要因として考えられるのは、やはり気温。アップの遅さは前日湯船(できれば岩盤浴)に入る、連登する、入念にアップする、などの対策をしているが、アップが終わっているはずなのに以前できたムーブができないことがあり、寒さは最大パワーも下げてしまうのではないかと考え、過去に登った課題を単純に段数でカウントし、月別に集計してみた(豊田グレードのeは初段としてカウント)。

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こうして見ると、冬の岩場、春秋の岩場の序盤と終盤に成果が出ているように見える。冬の岩場は豊田や笠間、湯河原などで、大体11月と3月。春秋の岩場は甲信(小川山、瑞籬)で、大体10月と6月。

集計しながら登った課題の内容も振り返ってみたけど、12月と1月は年末年始の遠征で単純に岩の日数が多いことと、初めてのエリアで本数を稼いでいたりするための上乗せもある。一方、6月と10月には自分にとって本当にハードで価値のある課題を登っている。3月は豊田のeでかなり稼いでいるが、豊田のeは個人的には1級~初段と感じており登りやすいのと、豊田の豊富な課題数で最初は登りやすい課題が多数あったため、上乗せがされた結果だと思う。

甲信ボルダーはそもそも寒すぎる季節には行かないので、東京に住んでいた頃は御岳、今は豊田くらいしか選択肢がなくなり、寒さに凍えて鼻水垂らしながら登る羽目になり、冬の岩場と春秋のエリアの境目である3月にようやく成果が出ていると思われる。

このように、ざっくりと振り返ってみるとやはり寒さは限界グレードを下げてしまっている。人によって個人差はあるけど、寒さによって体が動かない=パフォーマンスが落ちるのは普通のことで、それに加えて僕は極端なスロースターターで力が出にくいので、寒さ対策をしても結局寒い日は限界グレードの厳しい一手がこなせなくなっているのだろう。

寒すぎる岩場ではそもそもやる気が出ないので、最高気温が10度未満の時は外岩に行かない、10度あったとしても日当たりのいい岩場にしか行かない、と決めていたけど、それでも冬場に成果が出た試しがない。

最近はスキーも始めたし、冬場はエンクラと決めて成果を求めない日、気温15度以上(日当たりがよければ12度くらい)の暖かい日以外は割り切ってジムトレにして、秋シーズンで負った指の裂け跡の回復、春シーズンに備えたフィジカル作りをしようかと考えている。

また、甲信ボルダーに行ける季節になったらインノのパン買いたさに寒くても行ってしまったりしたけど、今年は慌てて遠征せずに、昨年一度も行かなかった恵那、フクベなどで成果を求めるクライミングをしようかなと。さすがに昨年秋から成果なさすぎで、こんな言い訳と泣き言の記事を書いてしまうくらいなのでね…。


ショートスリーパー開眼核心

人生は限られている。色々やりたいことがあっても、クライミングという趣味は外岩シーズンなら天気のいい週末は大抵朝から晩まで丸一日潰して没頭するし、平日も一週間のうち数日は定時後にジムに行くので、それ以外のことをする時間がなかなか取れないだろう。

それに加えて、人によっては登っている時以外でも柔軟性のためにストレッチをしたり、減量のための運動をしたり、クライミングの本や雑誌、サイトなどから情報収集をしたり、人によってはそのアウトプットとしてブログを書いたりSNSに記事を書いたりする。

上記のすべてをしている僕は、通常の生活をしていたら全部こなすのは至難の業だ。多分どれも長続きしないし、期待する成果も出ないだろう。実際、やりたいことに充分な時間を取れないような生活をずっと続けてきた。

そんな時に、TLでたまたま見かけたショートスリーパーの本「睡眠の常識はウソだらけ」(堀 大輔/ファルコン出版)が気になって購入し、「できる人は超短眠!」(同)という、いかにも怪しげなタイトルの短眠技術本も読んで実際に短眠に挑戦してみた。


■短眠の実践

 僕は元々あまり寝られないタイプで、特に外岩の前日は6時間以上眠れた試しがほとんどない。平日も睡眠は6時間前後で、寝られなかった外岩の翌日は7~8時間くらいたっぷり寝ることもあるので、全体平均としては6時間~6時間半くらい。

なので、まずは睡眠時間を4時間にしてみた。1時に寝て、5時に起きるという生活。もちろん普通に寝起きしていたら寝不足でとても仕事なんてできないだろうけど、本に書いてあったテクニックを実践してみたら、意外と大丈夫。僕は大体睡眠時間が4時間半を切ると、あからさまに寝不足を感じて不調になるけれど、睡眠をコントロールすることで、そんな寝不足感はない。週に2回は好きなだけ寝てもいいという「休眠日」があり、6~7時間寝る日もあったので、平均としては5時間ちょっとくらいだったと思う。

忙しい人なら、同じくらいの睡眠時間の人はそこそこいると思うけど、時間に追われて半ば強制的にそんな睡眠時間にならざるを得ないのとは違い、自身でコントロールしているなら心身ともに疲れはなく、クライミングのパフォーマンスにも悪影響はない(もともと睡眠時間が短くてもパフォーマンスに影響が出ないタイプだけど)。

では日中に眠気に襲われることはないのかというと、そんなことはない。うっかり退屈な仕事をしているとウトウトしてしまうことはあるけど、それは充分な睡眠を取っていても同じことだと思う。しかし、明らかに夜寝落ちをして床でそのまま寝てしまうようなことはなくなった(酒が入るとやってしまうので、酒はできる限り避けるようにしている)。

短眠かつ日中のパフォーマンスを落とさないショートスリーパーの技術は、この眠気をコントロールすることにある。例えば、起床時間を固定する、パワーナップ(仮眠)を取る、そもそも眠気が来ないように眠気を発生させやすい状況に身を置かないこと、など。

まだまだその技術は不十分だけど、一番大きな意識の変化は「睡眠時間が長ければ良いというものではない」ということ。これだけでも睡眠への接し方は大きく変わった。外岩前日に眠れなかったり、寝ても2時間で目が覚めてしまい、もっと寝なくては!と布団の中で格闘するという外岩シーズン毎週末の悩みから完全に解放された。

しかも慣れてくると、起床時間に目覚ましに起こされることなく、すっと目が覚める。二度寝の誘惑にかられることもない。二度寝してしまうと、後が辛くなるだけということを身をもって知っているからだ。すぐに起床、うがい、洗顔をし、水を飲んですっきりしてスイッチを入れる。

日中は眠くなる前にパワーナップ。本当は自由な時間に仮眠できるといいけど、仕事の日はそうもいかないので、業務開始の1時間前に出社し、読書やネットをして業務開始前に仮眠し、昼休みにも仮眠をしている。最近は仮眠でもアラームが鳴る前にぱっと目が覚めることもある。

実は短眠になる課程で失敗も経験している。始めた最初の頃、あまりに短眠がうまくいったものだから、調子に乗って3時間睡眠に挑戦してみたら、まだ短眠のテクニックを充分に実践できていなかったこともあり、日中にどうしようもないくらい眠気に襲われたり、その寝不足の反動で翌日寝過ぎてリズムが崩れたりと、ボロボロだった。

この反省を踏まえて、いったん立て直しを図って無理せず5時間睡眠に戻して安定させたうえで、徐々に短くしていっている。本当は二度寝をせずに毎日決まった時間に起きるのがいいけど、最近は目覚ましよりも1時間くらい早く目が覚めることが増えてきたので、そのまま前倒しで起きてみた。先日は3時間も寝ていなかったけど日中眠くなることもなく普通に健康的な一日を送れた。

まだここ一ヶ月の平均睡眠時間は4時間半くらいで、ゆくゆくは3時間睡眠を実現できたらいいなと思っているけど、成功の鍵は短眠によってできた時間を何に使うかだと思う。何もすることがなかったり、大して重要なことをしないのであれば、早く起きるモチベーションが上がらないからだ。逆にそれがある人ほど成功しやすいだろう。


■短眠によって得られたもの

僕がこの9ヶ月近くの短眠生活によって得られたものは、以下。

1.時間
当然睡眠時間が短くなるわけだし、短眠をするそもそもの目的なので。短眠によって得られる時間は、たとえそれが1~2時間であっても、非常に時間にゆとりができる。例として、平日レスト日に仕事、通勤時間、食事、風呂、家事を抜いた自由に使える時間が4時間であったとしたら、短眠で2時間増えたら1.5倍にもなる。これはかなりのゆとりを生む。レスト日でなかったら、ほとんどその時間はないわけなので、相当大きい。

2.精神的安定
時間にゆとりができることで、あれをやらなきゃ、あれもできていない、というような精神的ストレスはかなり軽減される。というかほとんどなくなった。日中にイライラすることもなくなったので、驚くほど夫婦喧嘩も減った。そして時間に余裕ができて家事を積極的にやる余裕も生まれたので、嫁の負担もかなり減り、より夫婦円満になった。

3.眠気のコントロール
得られた、というよりも短眠のための手段だけれど、これによって余計な眠気を発生させず、日常生活において、何をするにも能率が上がった。

4.健康
短眠がうまくいっていれば、日中に眠気を感じることがなくなる。日中にどうしようもなく眠くなるようなことがほとんどなくなった。体の疲れも全然感じない。これは僕は元々タフだからというのがあるかもだけど、以前は睡眠不足から来る疲れを感じることがあったのが、今は全然なくなった。

5.時間ができたことによって得た色々
短眠によって作られた時間で、色々なことをした。寝る前のストレッチ、筋トレ、減量のための運動、読書、ブログ、クライミング関連の分析、ゲーム、家事、部屋の整理、など。

では失ったものは?と考えると、短眠の本を買うお金、読む時間、短眠になる課程での試行錯誤の時間、くらいか。これらは少しでも短眠になれれば容易に回収できる。しかも継続するのに特に努力は必要なく(仮眠の時間と場所を捻出することは、人によっては難しいかもしれない)、短眠をやめるメリットが見当たらない。


■この記事を公開したきっかけ

僕がこの記事を書いて公開するにあたっては、だいぶ躊躇した。なぜなら、今後僕が何かやらかした際には、短眠者という色眼鏡で見られることになるからだ。普通に充分な睡眠を取る人でもやらかすことであっても、充分な睡眠が取れていないからではないかという偏見が常につきまとうだろう。だから僕は短眠を始めてから僕の短眠を目の当たりにしている嫁以外の人にはほとんど言っていない。仕事関係の人などもってのほか。

しかし、むしろ短眠のリズムを崩さない限りは、短眠になる前よりも圧倒的に心身ともに安定している。短眠じゃなかった頃の方が朝昼晩問わず眠気に襲われ、パフォーマンスが悪かったことは間違いなく断言できる。

短眠に必須となる、眠気をコントロールする技術を身につけると、「眠れない」「寝過ぎてしまう」「二度寝をしたくなる」といった睡眠の悩みや、仕事や家事が忙しくクライミングや勉強の時間が取れないという不満をSNSで見るにつけ、短眠を身につければほとんど解決できるのに…と、お節介とは思いながらも、この技術を教えたくて仕方なくなってくる(新興宗教のメンタリティ)。

もしかしたらそういう人々の助けになるかもしれないと思って、まだまだ初心者ながら短眠とはどういうことなのかを知ってもらいたく、この記事を書いた次第。嫁のように、特にやりたいこともないから好きなだけ寝たい、という人もいるので、皆やるべき、とは思わないけど、限られた人生を豊かにするためにも、興味があればチャレンジしてみて欲しい。

瑞牆ボルダリングエリアガイドの差分核心

これまで詳細なトポが存在しなかった瑞牆に、クオリティに定評のあるダイホールドから待望のフルカラーボルダリングエリアガイドブックが発売された。早速気になるこれまでのトポとの違いや新たな情報を確認し、以下にまとめてみた。

■トポ全体
含まれているエリアはロクスノ発表時の植樹祭エリア(いわゆる一ノ谷など)、山形県エリア、皇帝岩、天鳥川エリアに加えて、追加エリアであるハットエリア、大面岩下エリアと皇帝岩の周辺エリア(クライミングジム・ライムストーンの企画「秘登の旅」で紹介された、「花畑」や「羽音」のあるエリア)が加わっている。

一方、地理的に少し遠い金山沢エリアと、これも「秘登の旅」で紹介された猫頭エリア、そして人気課題「ジュゴン」のある小クジラ岩や最近人気の「空をこえて」「サザンクロス」などの課題のある植樹祭エリア西側の一部の課題や、カサメリ沢近くの「瑞牆カルマ」など、ネットの情報だけが頼りの課題は残念ながら掲載されていない。

室井登喜男さんの前書きによると、まだ公開されていない数々のボルダーも含めて、いつか完全版を公開したいとのことなので、気長に待ちたい。

今回、新課題ではなくても、無名だった岩、課題に名前が与えられているのも楽しみのひとつ。

グレード表記は海外クライマーのためにVグレードが併記され、同じ初段でも明確にV7(簡単め)とV8(難しめ)に分けられているのが興味深い。なお、1級以下は元々Vグレードで発表されたハットエリアの課題以外は1級=V6、2級=V4に単純変換されており、課題によって意図的な差は付けられていない。二段以上も+が付いていない限りは基本的に1対1で変換されている。

ダイホールドのトポは、御岳のトポにも「g」マークによるおすすめ課題マークがあったが、今回はマークによる評価はされていない。また、課題コメントは公開時と同じもので、基本的に新たに書き起こされてはいない。

僕はあまりハットエリアと大面岩下エリアは知らないので、これはピックアップすべきという変更を見逃しているかも知れないけど、ご了承いただければ。


■リグレーディングされた課題
今回、いくつかの課題においてグレードの見直しがされている。ホールドの欠損によるものは少なく、発表後の意見により変更されたものが多い。主な変更は以下のとおり。

・「算術」初段→1級
元々ロクスノ発表時は初段で、100岩掲載時には1級となっており、誤植かと思われていたが、意図的な修正であったようだ。ただ、個人的にはこの課題は登った瑞牆の初段では最も苦労したし、自分より強いクライマーが苦労していたところを何度も見ているので、これが1級というのはかなり厳しいと感じる。もしかしたら単に100岩のグレードを元にして、グレードの見直しはされなかっただけ?スタートの指定についても、セパレートスタートが指定されている。僕は左手のカチマッチでいいと室井さんが言っていたという某有名クライマーさんの発言を聞いて左カチマッチで登っているので、登り直しか…。

・「カラクリ」初段→1級
スタートホールドが欠けて、核心であったらしいムーブがなくなっているわけなので、これは仕方のないところだけど、数々の中級者クライマーに黒帯を与え続けた課題だけに、衝撃は大きいだろう。

・「竜王」1級→初段
逆にこちらはスタートホールドが欠けて単純に保持力が要求されるようになったため、グレードアップ。ちなみにV7初段。

・「瑞牆レイバック」5級→3級
数々の怪我人を大量発生させた(嫁のアンジェラもその犠牲者の一人)罪作りな5級が本来のグレードに戻された。それでも今後も不人気課題であり続けるだろうけど…。

・「高野聖」初段→二段
スタートが欠けて、ただでさえ難しい初段とされていた課題が難しくなり、グレードが確定していなかったけど、二段とされた。これで皆すっきりとトライできるのでは。

・「陽炎座」初段→1級
地味にグレードダウン。とはいえ、この岩に1級、初段目当てに来る人は少なそうなのであまり影響はないか。

・"KUMITE"二段→二段+
元々危険度が加味されてのグレードで、二段ほどの強度はないと紹介された課題だけど、なぜかプラスが付いた。危険な課題だという警告の意味もあるのかも。

・「花畑」初段→1級
初登時からホールドが欠けたという事情があるそうで、面白い課題だけど、お買い得ということで悪い意味で有名になってしまったかわいそうな課題。3級なんて言う人もいるけど、1級にとどまった。

・「ラフレシア」二段→初段
最近は初二段で定着していたけど、初段となった。個人的には一手目も取れていないので厳しいと思うけど、修行します…。

・「雨と花」1級→3級
「花畑」の斜向いのスラブに名前が与えられた。右のラインは1級とされていたけど、今回3級に。カンテの有無によって変わるのかも。

・「羽音」初段→2級
動画で1級が提案されていた課題だけど、今回一気に2級までグレードダウン。僕は苦労した覚えがあるので、これは厳しいと思ったけど、登ったのが夏だったからかも知れない…。なんにせよ、この大幅グレードダウンには、気を遣って1級を提案した方に同情してしまう。

・「狆穴子」初段→「スプリット・エッジ」3級
元々「花畑」に合わせてグレーディングされたという課題だったけど、蓋を開けてみればすでに名前もグレードも付いていたということで、名前もグレードも大幅に変更。グレーディングの闇はあるけど、 これは誰もが納得だと思う。

・大面岩下B岩の初段→1級
相変わらず無名のままだけど、1級にグレードダウン。僕はスタートが狭くてできなかったけど…。

・「DKマントル」初段→2級
元々登りやすいと評判で、ラインが違う、限定があるなどと言われていたけど、限定表記もなく単純にグレードダウン。スタートはセパレート指定があるけど、スタンダードなスタートのまま。

・「雷帝」二段→初段
これも登りやすいと言われていたけど、グレードダウン。僕はほとんど触ったことがないので分からないけど、このグレードダウンは厳しいという意見あり。

・「限られた時間」三段→二段+
公開時から二段という意見もあると言われていたこの課題も半グレード降格。

・「ベアポウメン」V10+→二段(V9)
Vグレード表記とはいえ、三段という希望を与え続けた課題だったが、やはりグレードダウン。それでも二段はあるとの評価なので、僕は触ったことはないけどすでに登った人にとっても納得なのでは。


■リグレーディングされなかった課題
・「東雲」1級
難しいと評判の課題。一説によるとホールドが欠けたとか。それにしても一手一手が厳しく、某ベテランクライマーが敗退したのを見ているので、なぜリグレーディングされなかったのか疑問。初段~二段くらいあるのでは。

・「団栗」5級
昨シーズン久々に登ったけど、やはり5級はちょっと辛い。ムーブも分かりづらいが、分かっていても難しい。とはいえ3級あるかと言えばないと思うので、難しい5級でいいのかも。

・「草笛」1級
スタートにもよるけど、バランスの悪いリーチーなデッドの一手もので、160cmもあれば登りやすい。スタート指定はされていない。

・「倶利伽羅」初段
さほど難しい初段という印象はないけれど、V8初段とされている。写真はスタートのフレークが欠ける前のようだけど、欠けたことが考慮されたのだろうか。この岩の課題は全部スタートが欠けてる…。

・「エレス・アクべ」二段
僕は触ったことはないけど、この課題をサクサクと登ってきた団体さんが「日々の暮らし」にトライするや「全然エレスより難しい!」と苦労しているのを見てしまったほど、登りやすいと言われている(高さ込みのグレードということもあるだろうけど)けど、ホールド欠損の影響(再登あり)もあってか、グレードはそのまま。なお、右ラインの無名3級にはこの岩のネーミングルールに基づいて「カルカド」という「ゲド戦記」にちなんだ名前が与えられている。

・「スラッシュ・フェイス」二段
初登は今のスタートと違って、三段だったという話もあったが、スタート指定は今のスタンダードと同じで、グレードも変わらず。久々に動画見たけどやはりめちゃくちゃカッコいい。

・「クリムゾン・フレイム」四段
縁のないグレードながら登りやすいらしいという話は聞くけど、変わらず。

・「祭の花」1級
これも登りやすいと評判の女子に人気の課題だけど、グレードはそのまま。

・「二重斜線」4級
4級としては厳しいと思うけど変わらず。

・「鳥馬」5級
アップでドハマリする、ツグミ岩の左側の無名5級に名前が与えられたが、グレードは変わらず。つい最近トライしたけどやはり難しかった…。

・「シマリス」5級
リス岩の右に逃げないと難しいというマントル課題。右抜けを許さないライン表記で5級のまま。僕はトライしていないのでどうなのか分からない。

・「十六夜」初段
二段でいいのではという意見も多いけど、V8で難しめという評価ではあるものの、初段にとどまった。


■新課題
いくつか注目の新課題をピックアップしてみた。

・「泉の家 直登」初段
人気課題「泉の家」をトラヴァース終点の下から直登。グレードが変わらないことから、下から繋げるところが難しいことが想像できる。どちらもV7初段。

・「熊の親子ダイレクト」4級
大黒岩の高さのある8級「熊の親子」の上部で左上で4級に。ということは上部核心ということで、ハイボル好きにはたまりませんね!

・「蝿の王」初段(V7)
寿老岩の左にある岩らしく、見たことはないけれど、水平クラックをトラヴァースして折り返す課題。

・「十里眼」1級
人気課題「百里眼」1級の右のラインで、グレードは同じ。さらに右には「一里眼」10級という、ネタのために設定されたかのような課題もあるけど、一里も見渡せたら10級どころじゃない相当な眼力だと思いますよ。

・「桜餅SD」初段
マントルのテストピース「桜餅」2級にSDが追加。初段の繋げものということもあり、人気課題となることが想像できる。

・「辛豆」初段
日々の暮らしの裏にある、厳しいと評判の8級の右側にできたSD課題。人気課題の近くということもあり、これも人気課題になりそう。

・「ハイパースリープ」初段
「コールドスリープ」1級の右抜け。すでにバリエーションとして登られている動画も上がっていたが、正式に採用されたようだ。なお、「コールドスリープ」のLowStartである初段と言われる課題は収録されていない。

・「クライオニクス」初段
「コールドスリープ」の裏面のトラヴァース課題。さほど大きくない岩のトラヴァースなので、保持力が要求されそう。これも人気課題候補か。

・「スペクトル」初段
最近人気の「雲が描いた月明かり」1級の近くの岩の課題。この課題、以前皆とお遊びでトライしていた課題かも…。

・「サナギ」初段
これもその近くのハング越え課題。写真で見る限り、見た目がカッコいい。

・「スイッチ」初段
「花畑」の裏にある、顕著なガバ穴からスタートする課題。登りやすいという評判だけど、正式に初段が与えられたので、人気が出そう。

・「ミクラス」初段、「ミクラスSD」二段
「花畑」の下の逆T字クラックのある岩の課題。この岩の課題はカプセル怪獣に統一されており、岩の名前も「七岩」。おっさんクライマーは登るしかありませんね。

・「羽音大トラバース」初段
2級にグレードダウンされた「羽音」のスタートと抜けがエクステンションされた課題。後半の難しさがどの程度なのか気になるところ。

・「音色」初段
「羽音」の右のスタートから左上。ハング抜けが厳しそうなライン。

・「スケルトンSD」1級
ムーブが面白いカンテ課題「スケルトン」にSDが追加。

・「無州」初段
「べシミ」の岩のリップトラヴァース。贅沢なラインだけど、迷惑なことこのうえないので、ハートも問われそう。「無州、いきまーす!」


■その他情報
・「半夏生」1級
「ものすごく小さい」というコメントが付いていた「夏木立」の横の岩の課題に名前が与えられ、スタートホールドも明確になった。心置きなくトライしましょう。

・「ねじ式」四段
場所が分かりづらいという岩の場所が明確に。カッコいいクラックなので、ツヨツヨの方は是非。

・「ブラック・エンペラー」初段
「フリークエント・フライヤーズ」初段と同じスタートから右にトラヴァースして直登、というラインがスタンダードで、登りやすいと評判だった課題が「フリークエント・フライヤーズ」とはかぶらない直登ラインが明確に示された。ということは序盤が核心か。

・「インペリアル・マーチ」1級
「地ジャンではない」という衝撃の一言のみが残された…。スタートもセパレート指定。かなり強いクライマーが一手目を取れていなかったけど、何かムーブがあるのだろうか。地ジャンでも一手目の後の足上げが体固いクライマーには核心で、地ジャンで1級は適正と感じていたので、また楽しみが増えてしまったようだ…。

・「エンペラーモス」三段
これも動画が出てから再登者続出の課題だったけど、「左右の課題のポケットは使わない」という限定が明確に示された。また、この課題のみ三段だけど他の課題のV11より低いV10が与えられている。限定ありでも登りやすいということなのか。

・「むささび」二段
「指人形」のエクステンションとされていた「エンドロール」二段のガバ(そもそも「指人形」初登時はここがスタートだったという説もある)からスタートして直登後左にトラヴァースが正しいラインらしいけど、ライン表記は「エンドロール」にしか見えない。これはちょっと混乱を招くかも。

・「穴契約社員」3級
途中から右にトラヴァースするのがスタンダードだけど、ライン表記の抜けが直上になっている。以前トライしてみたけどできなかった。特に直上しろという意図はないのかも知れないけど…。また、左のカンテ側ホールドを使う人もいたけど、このライン表記ではカンテ側はなしのように見える。

・「背伸び運動」3級
限定のランジ課題だけど、取り先がどこか明確でなく、真上のスローパーを取りに行くのがスタンダードになっていた課題。今回左上ラインが示され、とんがったガバの部分が取り先であるという指定がされた。以前Mikipediaさんが登って、これだと3級としては辛いとのことだったが…。

・「骨釣り」1級
「背伸び運動」の左のカンテの一手ものとされていた課題だが、ラインが左上となっているため、右手で取りに行くガバは使わないラインに見える。

・「信徒」1級
「阿修羅」の岩の左の小さい岩の謎の1級ライン。前にトライして登れなかったけど、スタートが思ったより左のラインを示している。今度トライしてみたい。


ざっとこんな感じでピックアップしてみても、かなり多くなってしまった…。全体的にほぼグレードアップはなく、厳しく辛いリグレーディングとなっている印象。最大のインパクトは個人的には「インペリアル・マーチ」の「地ジャンではない」の一言。

個人的には小クジラ岩周辺と猫頭エリアがないことや、追加コメントや読み物が少ないのは残念だけど、小川山、豊田など他のエリアのトポもこのクオリティで出してもらえるよう期待したい。


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プロフィール

SEN

Author:SEN
外岩好きのボルダラー。リードもたまに。175cm、62kg前後、リーチは178cm。アップに90分は要する超スロースターターなのが悩み。

元々ジム専だったものの、初段が落とせるようになってからは外ボルに取り憑かれる。シーズン中は毎週のように外岩に行っているように思われているが、仰るとおり。嫁は関西弁のアンジェラ(青森生まれ)。

以下過去の主な完登課題。

■御岳
マミ岩右SD2級
すべり台トラヴァース3級(OS)
デッドエンド1級
変形忍者返し初段
忍者返し1級
ファットアタッカー初段
とけたソフトクリーム岩トラヴァース初段
子供返し初段
勅使河原美加の半生初段
立ち鵜1級
命ちょーだい2級
丸こんにゃく右1級
チキンSD2級
御岳こうちん2級
丸こんにゃく左1級
デッドエンド左初段
遊歩道岩トラヴァース1級
素登り初段
イギリス人のトラヴァース2級
私の見栄1級
命ください中央2級
デッドエンド横断初段
白狐岩SD2級
オーストラリア岩カンテ右3級(FL)
マミ岩トラヴァース2級
遊歩道岩逆トラヴァース初段
豚の鼻1級
A/B岩トラヴァース初段
丸こんにゃく中央1級
マルガリ初段
ジャンピングフック1級
マミ岩階段1級
水の詩3級
亀返し初段
私の家(リップVer.)二段
凹角右抜け3級
モンキーポッケ初段
命ください右1級
トラヴァースボルダー左→右1級
エゴイスト(中継カチあり)初段
御岳洞窟1級
ファット・ブロッカー初段
猫砂1級
In Ome!(仮)1級くらい

■小川山
芋掘り1級(FL)
穴社員3級(FL)
達筆3級
神の瞳初段
コンケーブ3級
プーシェ3級(FL)
変人1級
流れの中に1級
ベヒーモス1級
メイ3級
ルー2級
ギガント初段
狸寝入り2級
目薬パチパチ1級
ライトスパイヤー3級
エイハブ船長1級
モルボル初段
三日月ハング1級
太古3級
きたない大岩左側壁のカンテ1級
サブウェイ3級
黒豆岩左2級
黒豆岩右2級(FL)
黒豆1級
田嶋ハング初段
キングチョックレフト1級
ファルコ初段
犬小屋二段
忘却岩マントル2級
飛沫二段
スィール3級
太鼓判初段
ラブリー・トラヴァース左→右初段
モンスリー1級
烈風初段
忘却の果て初段
フィロソフィー初段
露岩スラブ3級
露岩マントル2級
玉葱左3級
縦ダイク3級
冬枯れ2級
静かの海三段
キャンプ場ボルダーD岩左→右2級
石の魂(ポケット使用)1級
扇子2級
虹の入江初段
コンパウンド4級
涙岩1級(命)
The Two Monks二段
梅見る頃を過ぎても1級
アストロノーツ初段
八月二段
逆フィロソフィー初段
アイアンクロー3級(FL)
スプリンター1級
流れる3級
隠れ人1級
ヒッパルコス2級
大いなる河の流れ二段
モファット・トラヴァースⅠ1級
延長サブウェイ1級
ミダラ後半1級
ヴィクターカンテ1級

■笠間
ラブタッチ3級
ベンチ岩2級
大黒岩トラヴァース2級
ハングマン2級
シンプルファイター1級
スーパーマントル2級
樹海初段
ワシントン倶楽部2級
ハートビートカンテ2級
かさまん2級
きのこ岩トラヴァースSD1級
エ・モーション1級
シンプル&ディープ初段

■川井
ミエールSD3級
ブロック2級の右の1級(FL)
I've2級
イノバウワー3級
ミワタク初段
ブロック2級
ラブリー3級
ベッケンバウアー1級

■湯河原幕岩
ノーズ2級
ノース2級
のっぺり3級
貴船初段
ダイヤモンドバスト3級(OS)
パイプライン初段
米蔵2級Ver.
ダイヤモンドスラブ2級
湯河原ジャンプ3級
展望台2級
サンセットダディ1級
アイアンメイデン3級
木漏れ日1級
サブウェイ二段
秋晴れ初段
Wプロジェクト二段
バーリアル1級
ローリングストーン3級
ジャッキアップ2級

■天王岩
ウラヌス二段
般若初段

■十里木
深呼吸1級
超深呼吸初段

■北山公園
ナインティナイン3級
鉄人3級(FL)
ホールドアップ2級
股フックカンテ2級
林トラヴァース3級
シャークハング3級(FL)
お昼寝フェース1級
バーカーヘッドマントル1級
インシュリン3級
ウマノリカンテ3級(FL)
木下フェース中央3級
ショーギノーマル1級
火の用心左フェース1級
飛龍1級
スコーミッシュゾンビ2級
ドラの音2級
キーホールネオ1級(OS)
空手oh!1級

■笠置
黒い豚カレー1級(FL)
のっぺりカンテ3級

■裏御岳
ジュリエット1級
男一徹3級
一徹右2級
クライマー養成ギプス2級
めがね初段
ジョニージェニージャニー初段

■瑞牆
シャリシャリ君SD3級
祭の花1級
あかね雲3級
桜餅2級(OS)
カラクリ1級
百里眼1級
泉の家初段
花畑1級
ガリガリトラバース2級
夜を待ちながら2級
日々の暮らし1級
少年3級
角衛門マントルV5
穴くまじろうV5
ガリガリ君1級
普通の日初段
夏への扉1級
ジュゴン初段
指人形初段
コールドスリープ1級
穴熊ントル1級
DKマントル2級
玉2級
猫頭エリア無名初段
ナーガ1級
算術1級
竜王初段
倶利伽羅初段
エンドロール二段
羽音2級
黎明期SD3級
背伸び運動3級
インペリアルマーチ1級
骨拾い1級
草笛1級

■具志頭
Around The Corner II初段
パインライス1級
チョックストーンアタック初段
オザーンの怪力トラバース1級(FL)

■笠置山(恵那)
エル3級(FL)
エンカイ1級
SOS2級
エルエル2級(OS)
ウォールフラワ3級
積木1級
皇帝ペンギン初段
エキドナ初段
シュクラン1級
三十路ボンバイエ3級
ノムール1級
ダイヤモンド初段
イルカ1級
ブライル2級
ウォールブライル2級
孔雀王初段?
ナイフのようなカンテ初段

■豊田
兄貴e
一難去ってd
ヘタd
蛇の目e
ティータイムd
ノミのジャンプd
うねりf
文明開化e
やせがえるd
ゴーストザッパーf
ピーターラビットe
緑e
枯れ葉e
枯山水e
ムーンサルトe
鯉のぼりe
半生茶e
きび団子d
瞬間芸e
石器d
ため息d
大盆栽d
王滝クラックe
極上おつまみe
破壊d
小鯨e?
タスキSDe
氷雨e
オレひざe
ポールd
デッドブラインドd
デルタd
バックトゥ・ザ・フューチャーⅢd
俊トラe
D助d
叫びe
手長猿d
ラースベイダーe
パンタグラフc
ポールポジションd
すりこ木d
球根e
寅トラe
へそe?
はたた神e

■SSK
ナルコレプシー初段
なまはげ初段(FL)
パスウェイ初段

■塩原
後悔3級
エロンチョ4級
Dライン3級(FL)
タンニャバード2級
鳥2級
桜3級(FL)
マントル職人初段

■フクベ
KIWA1級
マジック初段
カワゴイ1級
トリケラトプス初段

■下仁田
橋の下1級
道化師初段
クラック状岩2級

■城ヶ崎
富戸の冬1/2級
富戸の春初段
文殊初段

■安達太良
普通の人1級
柴田ランジ1級

■霊山
宝の山R3sd
休日出勤R3sd

■白州(神宮川)
秋天1級
川1級
ダイヤ2級
いぶし銀2級

■神戸
ディエス初段+

■三峰
一輪車初段
涼しいマントル初段
上級者への登竜門3級

■白州(尾白川)
高砂2~3級(FL)
烏蛇2~3級
剣の道3級
白蛇3級

■富士川
Rebellion初段
破れ傘初段
トキオハング初段

■王子ヶ岳
安藤さんカンテ2級
スプーンカットフェイス1級
グリコ3級(FL)
ナテハ3級

■黒潮ボルダー
松風1級
百と八つの流れ星
愛と絶望の狭間1級
季節外れの入道雲2級(FL)

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