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豊田で登り納め初め核心

北山公園の翌日はレストにして、ホテルの朝食を食べてから部屋に戻ってお昼寝。昼過ぎに起きて車でお出かけ。大田エリアのある歌石駐車場へ…って、レストちゃうんかい!という声もありましょうが、ここに来たのは今回の旅行でもしかしたら最大の課題に取り組むためだ。

それは、歴20年以上のペーパードライバーを脱すること!学生時代、父親に仕事を継がせる目的で免許を取らされ、練習用の中古車を与えられ、最初はわざわざ練習のために運転していたものの、結局車を使う必要がなく全然乗らなくなってしまっていたのだ。

外岩ではずっと誰かの車に乗せてもらい、運転の手伝いもできないことにずっと引け目を感じていたけど、車は買わないまでも少しは運転の手伝いをしたいし、自分でレンタカーを借りて行動できるようになればアンジェラと二人の外岩での行き先も御岳だけではなくなるからだ。

車のマニュアルというものを読んだことがなかったけど、今回レンタカーのマニュアルを読み、これまでなんとなくは分かるけど実際どうなのか分からなかったボタンの意味と使い方がようやく分かった(内気循環とかデフロスターとか)。レースゲームのコントローラにはないハンドル左右のレバーの使い方も把握。漠然としか知らなかったことが知識として習得されるだけでもだいぶ自信が付くものだ。

脱ペーパードライバー的なサイトで車庫入れのコツを読んだり、アンジェラ教官の厳しい指導により、なんとかお尻からの車庫入れができるように。

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運転の練習にはこの広い駐車場と、周囲の車も人も少ない田舎道はもってこい。うねうねした峠道で操作がクイックなゲームではやらない送りハンドルの練習もできた。歌石駐車場と王滝湖駐車場周辺で夕方までみっちり練習をして、夕方に巴川ボルダーを見学に行くが駐車スペースが見つからず日が暮れてしまったので諦めて帰って、夜はのんびり格闘技とボクシングをTVで見て翌日からの連登に備えた。


30日。僕の運転で古美山へ。最近恵那に引っ越したという羨ましすぎる環境のY田さんと笠置クライミングクラブの方をはじめとするグループがいらしたのでご挨拶。

アップでいきなり見るからにホールドがポジティブで手数が多そうな「パンの皮」bにトライ。ホールドはガバばかりだけど、ホールドの向きとスタンスがパズルのように組み合わさっており、一手一手考えながらムーブを起こすと無理なくラインを描けるというルートクライミング的な課題で面白かった。無事オンサイトして、アンジェラに「パンのカンテ」cをやらせつつ、アップの続きで「ヘタ」の再登にトライ。



まさかのリップ落ち!ともあれアップは充分だろうと本命の「文明開化」にトライ。のっけから核心までいくも、やはり体が上がらないのは変わらず…。レイバックムーブを試して、なんとか一手目のマッチは成功したものの、そこからのフリも左胸が痛すぎるので正対ムーブでトライ。右手人差し指のひび割れが開いてしまったので断念してランチタイム。

この課題、初登ムーブはやはり正対で、あの結晶と右手のプッシュでいかに立ち上がれるかという課題だったらしい。あの悪いスタンスは昔の性能が低いクライミングシューズでは立ち込めず、新しいシューズによってようやく立ち込みを克服できたことから「文明開化」という課題名が与えられたらしい。

レイバックムーブは後から見つかったムーブだそうで、昔のクライマーから見ると「核心すっ飛ばしムーブ」らしい。ラインも合っているし、良いムーブが見つかったというだけの話なので、レイバックムーブで登っても何も問題はないわけだけど、正対ムーブで登ってこそ歴史あるeグレードの基準となったこの課題を登る意味があると考え、正対ムーブにこだわりたくなった。


午後は宮川散策路エリアへ。宿題となっていた「蛇の目」eをトライしようと思ったら、ちょうど前のグループが撤収するところで、人気のこの岩にしては珍しく貸し切りに…。マットが足りなくて繋げトライができないんですけど…。

後からY田さんたちが来るというので、ムーブの復習をして待ち、皆さんがいらしてマットが超充実!



全然お買い得には感じなかったけど、豊田の他のeはもっと厳しいということなのか…。ともあれなんとかリベンジを果たして移動。王滝湖からの流れが繋がる宮川散策路の涼しげなロケーションは良い。日が当たらなくて寒いけど。

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そして、初めてとなる緑ロックへ。

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こちらも人気課題「緑」eで大盛況。高さはそれほどでもないけど、下地が岩盤なのである程度人がいないとトライできない。混ぜていただき、一人でムーブを探ることもできないので、見よう見まねでトライ。

左のスローパー取りまでは問題なかったものの、そこからの右手寄せがどうやってもできない。皆のムーブを真似してみても、股関節が固いせいか足が上がらないし、無理矢理上げても効かせられない。

人が徐々に減り、ようやくムーブを探れるようになったので色々試していると、課題がないはずの右カンテに大きなティックマークがあることに気付く。何のためなのか考えてみたところ、カンテへのトゥフックに使うことが分かり、ようやく解決。やっと上部までいけるようになったところで時間切れ。帰りも運転して帰り、ホテルの無料提供の夕食を食べてバタンキュー。


大晦日。早めに出発してこの日も運転して巴川ボルダー探索。前回目星をつけておいた場所に車を駐めると、ちょうど他にもクライマーさんがいらしたので聞いたところ、その方も初めてらしいけど、多分ここでしょうということで渓谷へ降りてみる。するとありましたよ降りてすぐのところにこの特徴的な岩が。

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なんでこうなったという形の亀岩。この亀頭の根元からアゴにランジするのが「きりきり舞い」f。左側のスローピーなカンテを登るのが「ひぐらし」g。いつもより早い時間で日も当たらず、河原という今回最も寒い状況下でスロースターターの僕が何もできるはずがない。とりあえず記念トライしてみますか…。

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スタートはアンダーガバなので問題なし。

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一手目は遠いけどこれまたガバ。まあここまではいけるでしょう。問題はここから…。

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トゥをかけてぶら下がってからの…。

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ランジ!

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!?

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!!


ないない、それはない。一緒にトライしていた強いクライマーさんはすぐにリップまで届いたものの、振られが強烈で左手が切れるばかり。どうやら核心はランジでリップを止めるよりも、振られに耐えて左手を残すところらしい。一手目で取った向きではガバでも、ランジした後は抜ける方向になるため、ランジの出方、、体幹、保持力のどれもが必要そうだった。

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瑞牆の「算術」をもっと難しくしたような課題なのかな。「算術」すらままならない僕には全く無理すぎる。この岩にはトラヴァースのd課題もあるようだけど、寒くてアップにならないので早々に移動。


古美山は満車だったので、トイレだけ借りて王滝湖駐車場に停めて古美山へ歩く。観光地となっているだけあって、王滝湖の眺めは素晴らしかった。秋や春なら暖かくて最高だろうな~。

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日当たりのよい番外地ロックでアップ。「アンギラス」bは豊田のスラブルートの5.11~12ぐらいの核心に出てくるような結晶乗り込み課題だという。



左カンテは限定して、結晶だけで登ってみた。なかなかシビれる~。次にクラックの「地割れ」aをジャミングで登ってみた。



バチ効きなのでジャミング気分を味わうのに最適。アップを終え、パンロックで武蔵君やヨコサンのグループ、1年前に豊田を案内していただいたK井さんと挨拶して「逆一手」cを登ったりしてから「文明開化」へ。

しかし今日はいよいよ連登の疲れが来たのか、スタートの左手カチすら持ちきれず、核心まで辿り着くのもままならない酷い状態…。早々に諦めて、指力を使わない「緑」にトライすることにして移動。


しかし、なぜだか今日に限って誰もいない!

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諦めて大田にでも行くかと一旦は駐車場に戻ったものの、時間的にあと1時間ちょっとしかないので、「緑」に誰か来るのを待ちながら他の課題でもやろうということに。とりあえず「みたら」dをトライすることに。

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ぱっと見、確かに簡単そうに見えるけど、途中のスローパーが思ったように効かせられず、かなりフルパワー…。なんじゃこりゃ~とドはまりしていたら壮年のクライマーさんグループがいらしたけど、「緑」ではなく同じ「みたら」が目当てだったようなので、一緒にトライ。結局登れずじまいで、最後に「緑」のパー練をして撤収。


帰りに年越しそばを食べようと、ぐぐって見つかった近辺のそば屋へ。

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ここの大晦日限定年越し御前が大当たり!そばはもちろん、桜えびの天丼がサクサクして美味しかったな~。その近くのイオンでUFOキャッチャーをしたりお土産を買ったりしてホテルに帰り、不要な荷物を東京へ発送してから武蔵君たちの部屋で格闘技を見ながら宴会。楽しい大晦日の夜を過ごして部屋でバタンキューして年を越してしまった。


ついに旅行最終日の元旦。5時頃にホテルをチェックアウトして松平郷へ。ここの展望台が初日の出スポットらしいということで、日の出に間に合わせようと小走りでヒイコラ15分ほど山道を登って展望台に到着したものの…。

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西の空しか見えませんでした!!!ここ日の出スポットじゃなくて夕日スポットだよ!!!ここを紹介していたサイトの責任者出て来い!!!しかも皆東の空だと信じて「今日は曇っててまだ太陽出てこないね~」とかのんきに日の出の時間を過ぎても待ってるし!!!どう見ても反対側の方角から日差しが当たってますし!!!

やっぱり初日の出を見ようとする人たちってアレだよねと自分のことは棚に上げてトボトボと山道を降り、なんだかやけに西欧的な銅像に当たり散らす。

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そして松平東照宮で初詣。

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池の鯉がやたらとハングリーだった。早く皆初詣に来てあげて!餌売ってるし!

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そして登り初めは大給城址へ。ダイヤモンドスラブからの眺めは西向きだから初日の出は無理だと思ったけど、東の空も枯れ木に遮られるものの、充分見えた…。ここで初日の出を見ればよかったよ…。

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アップはスタンプロックの「ホップ」b、「ステップ」bと登って「ジャンプ」cで三段跳びを決めたかったところだけど、「ジャンプ」が一手目から難しい…。



暖まってから一手目はできるようになったものの、マントルできず!なんだこの難しさ…。スラブを登って移動。

月面ロックで「ムーンサルト」eにトライ。核心以外はばらせたものの、ガストンで固めて降りるところがパワフルすぎて厳しい…。

「ムーンリバ」dは後からいらした某ジムスタッフさん率いるグループの皆さんと一緒にトライし、見せていただいた100岩のラインでは「ムーンサルト」の抜けになっているけど、ONBUNIDAKKOの説明を見ると間違えていることが分かった。こちらも最後のガバ取りが解決せず、アンジェラが「月面」bを登ったところでお昼休み。


前回できなかった「鯉のぼり」eの抜けの「吹流し」bはなんとか登ったものの、今日は繋がる気がしないので前回敗退した「ポールポジション」dにトライ。核心までは問題なかったものの…。

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高いので降ります。

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アンジェラが昼寝から起きたので、「荒城の月」hを見学。

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アホかというレベルの高さにホールドのなさ。「Rebirth」四/五段よりは下地がいいだけマシか…。マントルで失敗したら飛び移ればいいという木の枝が遠いんですけど…。

午後ティーでも嗜みましょうとティータイムロックへ移動。

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トラヴァースの「ティータイム」dは比較的登りやすく、数トライで完登したものの、トポをよく見たら「左端の縦ホールドで終わっても良いが、上に登った方が気分が良い」とあり、どうやらチョークがほとんど乗っていないところまでいってからトップアウトする必要があるらしい。皆チョーク跡に従って途中でトップアウトしてしまっているようだ。難易度に大して違いはないだろうけど、一応登り直す。



トリミングをミスってしまったけど、一応左端のホールドを保持して、皆がトップアウトに使っている三角形のホールドは使わずに登った(あのホールドは「ノミのジャンプ」の抜けと思われる)。

そして「半生茶」eを触ってみたものの、スローパーが全く持てず。この状態の良さでこれじゃ全然歯が立たない…。「メンマ」bを登ってから「ノミのジャンプ」dにトライ。一手目が手も足も微妙で難しいけど、残りの長いトラヴァースはガバでオマケのような課題。



足切れまくりでダイナミック。最後に駒鳥ロックをやってみるも、なんとまあ「駒鳥I」aに敗退ですよ。ホールド欠けたんだろうか?bは2本とも登り、お散歩ロックで「お散歩」dのランジバージョンにトライするも止まらず。

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今日は完登者が数名出た「ダイヤモンドスラブ」から夕焼けを楽しんで登り初めと豊田旅行を締めくくった。

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最後まで僕の運転で名古屋駅へ。途中のサービスエリアで八丁味噌のアイシング。

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レンタカーを返却し、駅のそば屋でちゃちゃっとおでんと串カツを食べて、売店でわらびういろを買って新幹線で食べて帰る。

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黒蜜きなこが濃いので、ういろうでも餅でも違いがない気がする…。


23時過ぎに帰宅。今回は新幹線+レンタカーという中途半端にセレブな旅だったけど、今回後半はずっと運転して慣れたので、来年は車で行けるかな。登る方は大した成果がなかったけど、最大の成果は講習を受けることなく脱ペーパードライバーできたってことで、今後の収穫に結びつけばいいかな。

2015年は合計段数23段。1級の数も初段の数も2014年を上回ったけど、二段が春までの2本しか登れず、秋以降は3本くらい登れていてもおかしくなかったのに、1本も登れかったのは悔しい…。2016年は今一度弱点潰しをテーマにフィジカルとテクニックを鍛えなければ。

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豊田で結晶戦核心

アンジェラと年末年始恒例の外岩旅行。いつものように関西に行くか、せっかくだから九州もいいかなあと迷いつつも、昨年豊田が大いに気に入ったアンジェラの希望もあり、今回は一週間豊田オンリーで気が向いたら他の岩場に車で遠出すればいいかということに。

最初からレンタカーで行けばいいわけだけど、現状僕の運転は信用されておらず、アンジェラ一人の運転で豊田まで行くのはしんどいということで、名古屋まで新幹線で移動してレンタカーを借りて豊田に向かう。端から見たら中途半端にセレブである。幸い車両後部にマットを置けたので一安心。駅弁を食す。

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高タンパク低カロリーでなかなかクライマー向けのお弁当。大阪までと違って御岳へのホリ快ぐらいの時間なので、ほぼ寝ることもなく名古屋に到着。昨年はびっこをひきながら移動したレンタカー屋へ。アンジェラが運転するスズキアルトに乗ってトヨタへGO!


まずは武蔵君も来ている古美山へ。10時過ぎに到着し、挨拶代わりに「ノミ上がり」aでアップ。そこそこアップが早そうだったので、すでにアップを済ませ、「一難去って」dもサックリ終わらせた武蔵君、F川さんとともに「文明開化」eにトライ…が、一手目も取れず…まだトライするには早かったようだ…。

なわけで、まだ登っていない簡単めの課題でアップし直し。まずはまだ登っていなかった人気課題「パンのカンテ」cにトライ。カンテのスローパーをパン!とデッドで止めるのでこの名前が付いているらしいけど、比較的やんわり保持しつつ一撃。続いてその課題に下部トラヴァースを追加した「ヘタ」dにトライ。手はいいし手数が多いので指皮を消耗したくないアップにはいいだろう。

トラヴァースパートの手はフレークのガバばかりだけど、アンダーばかりだしスタンスは薄カチばかり。なのでアンダーでスメアを効かせなければならない。雑に動くと踏み外すのでなかなかバランシーで面白い。ついつい本気になって完登した際に動画は撮っていたものの、寒さで急にバッテリーが減って完登トライの途中で切れていた…。登り直すのも何だし、充分アップも終わっていたので「文明開化」に合流。

武蔵君は数トライで左上の持てない結晶を持ったままスリップ落ちして出血してしまい、テーピングでのトライを余儀なくされていた。F川さんは核心のカチに手が届くところまでいきながらも、ヨレで一手目も止まらない状態となっていたため、入れ違いで「ふとっちょがえる」など他の課題へ移動していった。

アップが終わっていたので一手目はもちろん問題なく、核心まで問題なくスルスルと進む。以前はかなり頑張っていた結晶への一手を出すための右足切りも問題がなく、調子の良さを実感…が、左手の結晶が持てないのは相変わらず。力に余裕があっても全然体が上がらない。



これが止まればほぼ終わりというカチに触るのがやっと。関西からいらしていた二人組のクライマーさんのうち、宮川にある三段まではほぼ終わっているという強いクライマーさんですら少し苦労していたけど、レイバックスタートから結晶をすっとばしてフリで核心のカチを取るムーブで一抜け。

同じムーブを試してみると、確かにリーチがあればフリの方が可能性がありそう。しかしそのムーブをするには一手目のカチを左手で持つ必要があり、そのためにはレイバックスタートをするかいじいじ持ち替えをするかだけど、レイバックムーブは先日から左手のひきつけムーブをすると左胸が痛くなる肋間神経痛(と思われる)のために無理。

なので一手目からの持ち替えを試すものの、安定させるのは難しく、核心のフリムーブでも左胸が痛む…。結局正対ムーブでトライしていたけど、ついに一番心配していた右手人差し指の修復しきっていないひび割れから出血しそうになっていたので敗退…。普通に難しいけど、さらに指皮の問題で撃てる数が限られるので遠征組には厳しい課題だなあ…。


リーチ前岩で遊んでいた武蔵君たちと「裏ドラ」bで遊んだ後、ラビットロックで「ピーターラビット」eにトライ。一手目は触れるものの、止めるのは厳しそうだし、止まったていでもリップへの一手を出すための体勢が作れない。初日はここで撤収。武蔵君たちと台湾料理の店へ。

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以前この店に来たときも古美山の結晶に指皮をボロボロにされた後だったな~。武蔵君たちは指の負傷により宿泊をキャンセルして帰宅するとのこと。僕らはホテルのチェックイン前にミニストップでアイシング。

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フォンダンショコラはソフトクリームと温かいショコラのコラボが素晴らしい。定番化して欲しい。ホテルの部屋に入るなりバタンキューで初日を終えた。


二日目。アンジェラが昨日風邪をひいたようで、頭痛と寒気がするとのこと。どうしようか考えながらとりあえず朝食バイキングを食べ、今日はレストにしようと思ったけどアンジェラがとりあえず岩場まで行くというので、コンビニで栄養ドリンクを買って飲ませたりして日当たりのいい大田エリアへ。

昨年はびっこをひきながらK井さんに岩の案内だけをしていただいただけでほとんど課題は触らなかったので、人気課題を色々触ってみることにする。

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まずは日当たり最高で暖かいパックマンロックで「パックマン」aを。雪が降っており、捻挫もあった昨年は序盤からできなかったけど、今回は問題なくaの終了点まで到達。ただしcになるエクステンションの部分でフォール。下部トラヴァースの「パックマンII」cもやってみて、繋がらなかったものの2回カンテを回り込むムーブが面白かった。

次にその下にある人気課題「うなぎの寝床」cにトライ。ハング面をガバホールドでダイナミックに繋いでいくジムっぽい課題。他の方のトライを見ていたのでこちらはフラッシュ…と思いきや、終了点からの往復もできるそうで、「続けてみましょう!」との声に逆トラヴァースに入り、その核心でフォール…。

逆トラヴァースは同じcらしいけど、明らかに右から左の方が難しい。核心の一手は解決したものの、結構ヨレて最後の一手で落ちたりしたけど、アンジェラも完登したので移動。


ハーフドームロックにはT-Wall大岡山の方々がいた。やはりこの時期に遠征する人たちは多いなあ。人気課題「パーマン」cはスローピーなリップトラヴァースで、なかなかヨレる。なんとか登るものの、女性にはかなりパワフルで厳しいだろうということでアンジェラは断念して移動。

俊トラを経由して初めてとなる思いでエリアへ。ちょっと遅いランチを食べながら思い出岩の簡単な課題で遊ぶ。

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「思い出II」はbなのに結構悪かった…。ほどなくするとりんご岩をトライしていたグループが移動したので武蔵君が勧めていた「りんご」eを少し触ってみることに。

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カンテをSDスタートして、リップをトラヴァースしてからスローパーとカチに手に足で核心となるマントルを返す課題。さっきトライしていた方々はマントルまではサクっといっていたものの、やってみると二手目で苦戦…。あれこでムーブを探ってようやく解決し、マントルまで到達したものの、確かに返りそうで返らない!



なんで返らないんだろうと悩む僕と教育ママっぽく指導するアンジェラ↓

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マントルの右手スローパーのフリクションが欲しくてテーピングを外してトライしてみたものの、また右手人差し指に穴が空いてしまったのと、マントル時の左手引き付けが肋間神経痛に響くというダブルパンチにより敗退…。最後に長野からいらしていたクライマーさんたちと思い出岩の課題で遊んで撤収となった。


風邪気味だったアンジェラはエリアが暖かかったこともあって、すっかり元気になっていたようだった。帰りに豊田駅近くのファッションビルでヘルシー指向の豆料理の店で味噌トンカツ、豆腐サラダの定食。

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デザートも豆乳ケーキという徹底ぶり。豆好きなのでこのお店はいいな~。ホテルに帰り、明日はどうしようかと検討しておやすみ。

結晶プリンセス核心

完全に週末の豊田遠征を諦めていたけど、前日の昼になって急に週末の予報が好転!降られる可能性はあったけど、アンジェラ、I上さん、ひであき君と特攻してみることに。

3時半に都内を出発し、浜松SAに6時到着…が雨…。雨雲レーダーを見ると未明に豊田は結構降った模様。おでんを食べながら相談し、フクベ、恵那への転戦も視野に入れつつ最後の分岐点前のPAまで結論を先延ばし。ひであき君は託児所で豊田の結晶クライミングに備えてノーハンドスラブ練習。

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そしていよいよ決断の時。雨雲レーダーを見たら、遠いけど最も登れそうだったフクベが今まさに雨…。ということで、一番近いし雨は止んでいる豊田に行ってみることに。ヤケクソの特攻にふさわしいヤケクソなお土産を乾き待ちのオヤツとして購入。

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日当たりを考えて古美山へ。こんな天気に来る意識高い外岩クライマーは我々くらいのもの…かと思いきや、駐車場には結構車が駐まっていた。そしてリーチロックに行ってみると登っている人はいるし、岩の状態も万全ではないが湿り気を感じる程度で濡れてはいない。登れる!我々は賭けに勝ったのだ!

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そして湯河原で効果のあったジョギングでアップ。そして充分に体が暖まったところで小岩ロックのa~cのトラヴァースをできる限り厳しいラインで登る。限定課題については色々議論が交わされているけど、こんな小さな岩でもガバ限定、アンダーのみだとかで楽しもうとする姿勢は好きだなあ。自分のやりたいように楽しんだ者勝ち。

そしてリーチロックで「のみ上がり」「のみパッチン」の定番アップ課題を登ってから「一難去って」…ではなく、敢えての「文明開化」にトライ。なぜなら「一難去って」をすでに終わらせたアンジェラが「文明開化」を触りたいと仰るからだ。

「この私にかかれば、どんな結晶もガバ結晶!」(結晶プリンセス:談)

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さ、さすがです…(無駄に自信を付けてしまったようだ…)。「一難去って」にボコられっぱなしの僕とI上さんも、トラウマを深めないように敢えて「一難去って」はスルーして一緒にトライ。

しかし前回触ってはいたものの、まだまだアップが終わっていない僕には一手目からキツイし、猫パンをやらかしていきなり血だらけ。それでも一手目が安定して止まるようになるや、予想外にスルスルと上部まで進むように。俄然やる気を出して激撃ち。しかし核心への一手が出ないので、気分転換にひであき君と「一難去って」をトライすることに。



状態がいいとは言えないので期待していなかったけど、1トライ目で登れてしまった。これですっきり「文明開化」に専念できる。



うーむ核心のガバ取りにいくための足上げならず…。状態が良かったらいけるのかなあ…。結晶クライミングは奥が深い…。


皆が「一難去って」にも「文明開化」にも諦めムードを醸し出してきたので、宮川エリアへ移動。いつもはジム状態の蛇の目ロックだけど、今日はI上さんのお知り合いさんグループだけだった。前回はあまりの混みように1回触っただけなので、ほぼ初トライ。グレードはeだけど、登りやすいと言われているだけに皆順調に手を進めて、I上さんは3,4トライで完登。ジムっぽくて得意系だと思ったけどさすが。

結晶クライミングにフルボッコにされた花崗岩苦手のひであき君だけど、この課題は良いホールドが続くのでかなりの手応えを感じ、俄然やる気に。上裸になって気合を入れてもフォールするなど、ヨレを感じさせたがなんとか完登。

あまりやる気がなさ気だったアンジェラはともかく、一人取り残された僕。核心のガバに届いているにもかかわらず止まらない。最大筋力が落ちておりキャンパも全然ダメな時期だからなのか…。トライしているうちに「文明開化」で負荷をかけ続けていた右手人差し指にチクリとした痛みが…。先週の湯河原では最後まで持ってくれたヒビ割れだけどまだ治りきってはいなかった。



ランジへのムーブを固めてからのこのトライでも止まらず、ついにヒビ割れがパックリ、出血終了。小雨も降り始めたので、I上さんに緑ロックまでマットは持たずに案内。こちらは染み出しでびしょ濡れだった。雨が降り止まないので撤収。


朝には登れない覚悟で来てみたけれど、なんとか16時くらいまでは登れてよかった。登り損ねた「蛇の目」よりも、今はまだ出来るか分からないけど、結晶クライミングの代表作であり非常に勉強になる「文明開化」をやりたい気分。帰りは浜松SAで餃子パンとかつくね串。

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物足りずスペアリブとソフトクリーム。注文した後に食べてみたかった「サバサンド」があったことに気付いて悔しかったけど、スペアリブおまけしてくれたからいいや。

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やっぱり豊田は面白かった。今回のリスキーな日帰り遠征で、少し身近な岩場に感じられるようになったのも収穫。は~、仕事を投げ打って豊田に住みたいぜ~。

指皮めくれ核心

ウィークデーど真ん中の祝日、カヅミさんとカッチャンさんにお誘いいただき、アンジェラと日帰り豊田へ。指皮命の豊田に備えて、ひび割れした指皮に絆創膏をしてヒビケア軟膏を塗って回復に努めていた。


そして当日朝3時に出発し、足柄SAで軽くうなぎ蒲鉾なんぞを食べたりする。

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ソフトクリームやジェラートは当然まだ販売しておらず残念。朝食はコンビニで買って済ませて、まずはカッチャンさんがトライしているという「太刀」のある百聞(「ひゃっけん」と読むらしい)エリアへ。

有名課題である「マッドドッグ」へのアプローチはすぐ。しかし道路に雪が残っていたように、このエリアは日当たりが悪く、まだ岩が濡れて…いや凍っていた。

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諦めて、まずは日当たりの良い古美山に行くことに。アップ不要で、「一難去って」をどうしても落としたいと言っていたアンジェラには願ってもない展開。日当たりも良く暖かいリーチ岩で10時頃から登り始める。

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前回怪我をしていたとはいえ敗退していたこの課題は回収しておきたかったので、負けじとアップを開始。カヅミさんと「一難去って」の隣のラインの「ロン」(c)を触ってみる。多分一手ものだけどフットホールドに迷う。ベテランクライマーさんがムーブを教えてくれたので、言われるがままに結晶に立ち込んで登れた。結晶クライミング入門って感じの課題だった。下地悪いけど。

ちょうどスカルパの某五段クライマーさんが「シャンバラ」V15のトライにいらしており、アップで「一難去って」を登ったり、トイレへの通りがかりで「シャンバラ」の核心ムーブを見ることができた。常人からしたらありえんムーブだった…。あとチビっ子クライマーがリーチのなさから足キレキレムーブながら、見事「縄文」(e)を登るのを見られたのも良かったなあ。

トイレから戻ると、アンジェラが「一難去って」を登ったという。最初のトライから上部まで行っていたものの、マントルに苦戦するんだろうなぁと思っていただけに予想外の早さでびっくり。動画も止めてしまっていたし、直接見ることができず残念だった。

アンジェラは「文明開化」へのトライを開始し、僕もアップがてらに少し触ってみる。そして暖まってきたようなので、絆創膏とテーピングを外してトライしていたが…。

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指皮ズルムケ。ふやかしていた指皮が乾燥していなかったために、結晶に引っかかり簡単に剥けてしまった。しかも両人差し指。これならまだ最初から普通に登っていた方がマシだった。薄皮一枚残っていたので、出血こそしなかったものの、岩に触れただけでズキンと痛い。

とりあえず「一難去って」を1トライだけしてみたものの、マントルまでいかず終了。心折れて移動を申し出る。本当に何をやってんだか。


昼過ぎからは百聞エリアに行ってみて、様子を見る。

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アプローチの近い「あられ」などの課題のある岩を見て、カッチャンさんが行けると判断し、少し山登りをして「太刀」のある岩へ。

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かぶった圧倒的迫力の岩。残念ながら、凡人の僕には登れるものなら登りたいという気さえも湧いてこない…。嗚呼自らのスケールの小ささよ。


近くの課題を案内していただき、マントル課題「オオマタ」(e)にトライしてみる。スタートで横になって足をガバカチに突っ張ってマントルを返すだけとはいえ、全く右手が返る気がしない。「太刀」トライ中のカッチャンさんが気分転換にトライし、ムーブをあれこれ試してムーブが決まってからはさっくり完登。

ムーブをパクってみたけれど、真似できず足を滑らせて膝を岩に強打するの繰り返し。心折れて敗退。そしてカッチャンさん曰く「ウェルカム課題」という「氷雨」(e)にトライ。

確かにホールドは良く、1トライ目でリップに到達したので、あっさり登らせてもらえるかと思いきや、リップへの寄せが決まらない。このエリアに次来ることがあるのかどうかも怪しかったので、今日登れなかったら当分宿題のままになると思って必死にトライ。ようやくリップ寄せのムーブが決まって、あとは繋げるだけ。

ヨレる課題でも手数が多いわけでもないので、登れないはずがないと思っていたけど、薄暗くなってきたのでライトを照らしてもらって、ヘッデンを点けてのトライでナイトボルに慣れていない僕は急に雰囲気が変わったことで、何でもなかった下部のムーブがちぐはぐに。寄せまでも行かない。

そして結露のせいかリップのフリクションが悪くなってきたので、テーピングを外してトライしたらそれがまた裏目に出て、薄い指皮でフリクションがないわ痛いわ、おまけにスタートホールドで指を挟んでダラダラ出血するわ、悪循環。結局最後のトライでリップに寄せられたものの、その右手が滑ってはがされてフォール。

最後にカッチャンさんのラストトライを見届けて、残念ながら完登は見られず撤収。台湾料理の店でヤケ喰いして帰途に就いた。


せっかくの「一難去って」リベンジの機会も活かせず、今後来ることがあるかどうか怪しい百聞エリアの課題も登れず。いきなり指皮ズルムケさせた自分のアホさ加減と、登れる課題を登れない自分の弱さに呆れ果てて、これまた落ち込んだ日帰り遠征だった。

自分の実力不足よりも、登れるのは力に余裕のある課題だけで、実力を出し切っていっぱいいっぱいで登れたということが少ない気がしてならないのはマイナス思考に陥っているからではない気がする。こんなんじゃ伸びないわけだよなあ。

2015年登り初め@豊田の結晶核心

豊田で迎えた元旦。二人とも指皮ボロボロ、疲労も溜まっていたし、予報どおり雪混じりの天気だったので完全レスト。朝食バイキングを食べてからさらに昼寝して、午後から名古屋市街に繰り出して矢場とんかつへ。

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わらじとんかつの圧倒的なボリューム!店員さんが非常に愛想が良くて好感が持てた。食後はパンケーキ。ヤケ食いもいいところ。

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慣れない松葉杖でヨロヨロとショッピングモールで買い物して、帰りに通りがかった上野天満宮で初詣を済ませ、カラオケで喉を枯らしてホテルに帰った。


豊田二日目。とても登れはしないだろうけど、岩場を見ておきたかったのと、アンジェラに登ってもらうために早起きし、朝食を食べに行くと、外はまさかの雪景色。

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とりあえず岩場に行ってみることにして、まずはアプローチの良い古美山エリアへ。初めて見た岩は圧倒的な存在感を放つ縄文ハングだった。

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ぱっと見、これは登攀対象じゃないでしょー!と思ってしまう大きな岩だったけど、基本的にはトップアウトしないらしい。それでもやる気にならないようなルーフ。少し歩いてこのエリアの看板課題が揃っているリーチ岩へ。するとそこには意外なほどクライマーさんたちが雪の降る中登っていた。

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トポを見ながらしばらく観戦。リーチ岩という名前の由来は横に長い岩の中心には丸型のフレークがあって麻雀のリーチ棒と似ているからだろうか。その丸型フレークから直上する課題「リーチ」はグレード的にはb(5~6級)ながら、かなりの高さ。ムーブも考えさせられそうだった。

アンジェラが登ってみたいと言い、マットを持ってきてトライ開始。すると、まさかのフラッシュ。ホールドは良いとはいえ、高さもありムーブあるので、素直にすごいと思った。そして次に「のみパッチン」cにトライし、こちらは苦戦したもののしばらくして完登。

この岩の看板課題「一難去って」dにトライを開始し始めたところで、雪がひどくなり皆撤収。

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僕らも傘を差してエリア散策でもしようかと思っていたところ、地元のクライマーさんが他のエリアを案内してくださるという。まさに渡りに船。是非是非お願いしますと、アプローチの良い大田(「だいた」と読むらしい)エリアへ。トポを持たずに来ていた若いクライマーさんたちに声を掛けられ、一緒に案内してもらうことに。

このエリアは駐車場が広く、トイレもあり、アプローチも古美山ほどではないものの比較的近くて便利。人気課題も揃っており、日当たりも良く過ごしやすそうなエリアだった。ハング下をトラヴァースする課題「パックマン」のある岩には、雪から逃げてきたクライマーさんが集まっていた。

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「パーマン」、「うなぎの寝床」などの有名課題を見て廻り、さらに分かり辛い槍エリアへの行き方も教えていただき、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

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「俊トラ」を見学。

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クライマーなら思わず登りたくなるようなライン。高さもあり簡単ではないだろうけど…。一旦駐車場に戻って昼食を食べてからマットを持って少しアンジェラに登らせる。僕も松葉杖なしで歩けるほど回復していたので、ちょっとだけ「パックマン」を触ってみたけど、アップもしていないし落ちられないのでガバのトラヴァースもままならなかった。

少し日が射したりして暖かくなってきていたものの、また雪が降ってきたので撤収。最後に大給城址エリアに行ってみることに。目当てはもちろん「ダイヤモンドスラブ」。

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見晴らしが良く、最高のロケーション!しかし想像以上に大きい岩だった…。

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この高さで上部核心とかありえない。これでグレードがd(1~2級)とか。「鯉のぼり」、「ポールポジション」も見ておこうと思ったら、「SENさ~ん、捻挫は大丈夫ですか~?」との声が。自分以外にも同じ名前で怪我したクライマーがいるのかと思ったら、むさし君だった。ジム仲間と遠征に来ており(後からホテルも同じだったことが発覚)、すでに「ポールポジション」dは登り、「鯉のぼり」eもばらしているとのことで、さすがの強さ。

帰りに回転寿司を食べてホテルに帰り、明日は登れるといいなあと願いつつ、ぐっすり休んだ。


三日目。雪もなく、充分登れそうだった。しかし8時過ぎに古美山に着くと気温は低く、予報のように晴れることなく日陰ではガタガタ震える寒さだった。日当たりのいいリーチ岩ならなんとかなりそうだったので、僕もリハビリクライミング開始。高さのない「のみ上がり」a、「のみパッチン」cでアップして、アンジェラと一緒に「一難去って」dにトライ。

スメアからの乗り込み、遠いカチ取り、結晶を摘まんでの立ち込み、結晶に立ち込みつつハイステップからのマントルと、あらゆるムーブが凝縮された豊田に来たらまず登るべき一本。足は登るのには影響はなくて安心したけれど、北山公園で穴を開けかけた指皮にはまだ不安があった。

なんとかマントルまではいけたものの、結晶の持ててなさと、着地に不安があり上部からは落ちられないことからあと一息というところで二人揃って敗退。中指に1cm弱の猫パンをかまして大出血のおまけ付き。昨日大田エリアを案内していただいたKさんに色々アドバイスをいただいたのに情けない。

午後はまたKさんにエリアを案内していただく。今日は宮川散策路エリア。川沿いのド派手ムーブな「蛇の目」、ムーブが面白そうな「緑」などを見て廻る。高さがあるし、人が多い岩は苦手なのでトライする気はなかったけど、ちょうど人が減ったので「蛇の目」eを触ってみることに。

しかしマットを敷いてシューズを履いている間にまた混み始めて登る気ゼロに…。せっかくなのでマット回収ついでに触ってみて、何も難しくない二手目でポテっと落ちるだけだった。しかし女性クライマーさんの気合の入った完登シーンが見られたのは良かった。

最後に古美山に戻って「リーチ」を登る。実際にやってみるとそんなに簡単ではなかった。同じくらいと思える強さのクライマーさんも落ちたりしていたので、改めてフラッシュしたアンジェラは大したもんだと感心した。豊田のeグレードのテストピースである「文明開化」も触ってみたけど全く歯が立たず。

帰りにホテル近くのショッピングモールでミウラー用の靴ひも(他の人のと見分けを付けるため)と、今日のあまりの足の冷たさから、セール品だったフカフカ付きクロックスを購入。

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一番大きいサイズを買ったので、シューズを履いたまま移動が可能。アプローチの良い岩場ならこれだけで充分かな。


四日目。前日の「一難去って」により、左手指の指皮がゼロだったので今日は大楠林道エリアの散策と、テーピングをしたまま簡単な課題を触るだけのエンクラ。ドラえもんやちびまる子ちゃんの名前が付いた課題でアップを図るも、a~bでも難しい…。しかもトップアウトすると高さがあるので断念。

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名前どおりのヒビの入ったタマゴのような卵岩。

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クラック沿いに登る「うるせいやつら」cぐらいは登っておこうと触ってみたものの、これは厳しいcだった…。湯河原でお会いして「Wプロジェクト」をサックリ登っていたクライマーさんもトライしていたけど、ちょっと苦戦していた。この課題のSDはさらに意味不明のeだった。

クレイジーエリア最上部の凹角岩の「谷間のユリ」cは登りやすそうに見えてなかなかくせ者だった。スタート核心かと思いきや、マントルの恐怖核心。



トップアウトした後のスラブも恐かった…。そして最後に登りやすいと聞いていたトンネルロックの「兄貴」eにトライ。

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ツヨツヨさんに言わせると実質cぐらいとのこと。確かにホールドはどれもいいし高さもない。リップへの寄せがバランシーでちょっと苦労したけど、なんとかマットをお借りしている方が撤収する前に片付けられた。



何か撤収を遅らせてしまったようで申し訳なかったなぁ…。帰りにデパートのフードコートで懐かしのスガキヤのラーメンを食べる。

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中学生の頃にこのスープの香りにつられて食べてはあまりのクドさに「もう食わねえよ」と言いながら、また空腹時にこの香りにつられてしまうという中毒性があったけど、久々に食べたらむしろあっさり味に感じた。味覚が変わったのか味が変わったのか。

食後には恵那でも入ったアンジェラお気に入りの東海地方のチェーン喫茶店で一服。

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それにしても名古屋のコメダ珈琲の多さには驚いた。マックより多いんじゃなかろうか。


いよいよ最終日。「一難去って」に決着を付けるために古美山エリアへ。

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アップに名課題として紹介されていた「スラバーユ」aを登る。



立ち込みから立ち込みの、スラブ入門的な面白い課題だった。そしてアンジェラと「一難去って」にトライ。上部までは安定していたものの、どうしてもマントル時の結晶が持てておらず、自分から降りるの繰り返し。



多分ハイステップで足を上げて重心を前にすればマントルは返せるんだろうけど、高いところから落ちたくなくて敗退。アンジェラも上部が解決できず。万全の状態ではなかったとはいえ、自信を持ってマントルができなかったのは自分の弱さ以外の何者でもない。

昼過ぎに大給城址へ移動し、誰もいない「鯉のぼり」のムーブをばらしてみたり、最後に1時間くらい「ポールポジション」を二人でトライ。



核心の上部ガバ取りに行くこともなく降りましたわ。全く話にならない。夕焼けのダイヤモンドスラブを見て、次回のリベンジを誓うのだった。

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名古屋で松葉杖とレンタカーを返却してから、おすすめと聞いていた台湾ラーメンのお店へ。

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台湾料理には馴染みがなかったけど、スパイシーな味付けが好みでどれも美味しかった。怒濤のスピードで料理が運ばれてくる活気もすごかった。お陰で速攻食べ終わってしまったので、新幹線でお土産を買う余裕ができた。

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帰宅してから食べたこの小倉トーストフロマージュは是非リピートしたい。


大晦日に怪我をしたことを考えれば、旅行を無駄にすることなくある程度は登れたし、エリアを見て廻ることもできたことは不幸中の幸いだったと言えるけど、怪我とは関係なく豊田の結晶クライミングには歯が立たなかったのもまた事実。クライミングの対応力のなさと下手さ加減を嫌というほど思い知らされた遠征だった。

豊田はなかなか来る機会はないかも知れないけど、次は万全の状態で結果を出しに来たいな。登る方は散々だったけど、お荷物を抱えながら嫌な顔一つせず付き合ってくれたアンジェラには感謝したい。今年も小さな幸せが毎日続く、良い年でありますように。

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プロフィール

SEN

Author:SEN
外岩好きのボルダラー。リードもたまに。175cm、62kg前後、リーチは178cm。アップに90分は要する超スロースターターなのが悩み。

元々ジム専だったものの、初段が落とせるようになってからは外ボルに取り憑かれる。シーズン中は毎週のように外岩に行っているように思われているが、仰るとおり。嫁は関西弁のアンジェラ(青森生まれ)。

以下過去の主な完登課題。

■御岳
マミ岩右SD2級
すべり台トラヴァース3級(OS)
デッドエンド1級
変形忍者返し初段
忍者返し1級
ファットアタッカー初段
とけたソフトクリーム岩トラヴァース初段
子供返し初段
勅使河原美加の半生初段
立ち鵜1級
命ちょーだい2級
丸こんにゃく右1級
チキンSD2級
御岳こうちん2級
丸こんにゃく左1級
デッドエンド左初段
遊歩道岩トラヴァース1級
素登り初段
イギリス人のトラヴァース2級
私の見栄1級
命ください中央2級
デッドエンド横断初段
白狐岩SD2級
オーストラリア岩カンテ右3級(FL)
マミ岩トラヴァース2級
遊歩道岩逆トラヴァース初段
豚の鼻1級
A/B岩トラヴァース初段
丸こんにゃく中央1級
マルガリ初段
ジャンピングフック1級
マミ岩階段1級
水の詩3級
亀返し初段
私の家(リップVer.)二段
凹角右抜け3級
モンキーポッケ初段
命ください右1級
トラヴァースボルダー左→右1級
エゴイスト(中継カチあり)初段
御岳洞窟1級
ファット・ブロッカー初段
猫砂1級
In Ome!(仮)1級くらい

■小川山
芋掘り1級(FL)
穴社員3級(FL)
達筆3級
神の瞳初段
コンケーブ3級
プーシェ3級(FL)
変人1級
流れの中に1級
ベヒーモス1級
メイ3級
ルー2級
ギガント初段
狸寝入り2級
目薬パチパチ1級
ライトスパイヤー3級
エイハブ船長1級
モルボル初段
三日月ハング1級
太古3級
きたない大岩左側壁のカンテ1級
サブウェイ3級
黒豆岩左2級
黒豆岩右2級(FL)
黒豆1級
田嶋ハング初段
キングチョックレフト1級
ファルコ初段
犬小屋二段
忘却岩マントル2級
飛沫二段
スィール3級
太鼓判初段
ラブリー・トラヴァース左→右初段
モンスリー1級
烈風初段
忘却の果て初段
フィロソフィー初段
露岩スラブ3級
露岩マントル2級
玉葱左3級
縦ダイク3級
冬枯れ2級
静かの海三段
キャンプ場ボルダーD岩左→右2級
石の魂(ポケット使用)1級
扇子2級
虹の入江初段
コンパウンド4級
涙岩1級(命)
The Two Monks二段
梅見る頃を過ぎても1級
アストロノーツ初段
八月二段
逆フィロソフィー初段
アイアンクロー3級(FL)
スプリンター1級
流れる3級
隠れ人1級
ヒッパルコス2級
大いなる河の流れ二段
モファット・トラヴァースⅠ1級
延長サブウェイ1級
ミダラ後半1級
ヴィクターカンテ1級

■笠間
ラブタッチ3級
ベンチ岩2級
大黒岩トラヴァース2級
ハングマン2級
シンプルファイター1級
スーパーマントル2級
樹海初段
ワシントン倶楽部2級
ハートビートカンテ2級
かさまん2級
きのこ岩トラヴァースSD1級
エ・モーション1級
シンプル&ディープ初段

■川井
ミエールSD3級
ブロック2級の右の1級(FL)
I've2級
イノバウワー3級
ミワタク初段
ブロック2級
ラブリー3級
ベッケンバウアー1級

■湯河原幕岩
ノーズ2級
ノース2級
のっぺり3級
貴船初段
ダイヤモンドバスト3級(OS)
パイプライン初段
米蔵2級Ver.
ダイヤモンドスラブ2級
湯河原ジャンプ3級
展望台2級
サンセットダディ1級
アイアンメイデン3級
木漏れ日1級
サブウェイ二段
秋晴れ初段
Wプロジェクト二段
バーリアル1級
ローリングストーン3級
ジャッキアップ2級

■天王岩
ウラヌス二段
般若初段

■十里木
深呼吸1級
超深呼吸初段

■北山公園
ナインティナイン3級
鉄人3級(FL)
ホールドアップ2級
股フックカンテ2級
林トラヴァース3級
シャークハング3級(FL)
お昼寝フェース1級
バーカーヘッドマントル1級
インシュリン3級
ウマノリカンテ3級(FL)
木下フェース中央3級
ショーギノーマル1級
火の用心左フェース1級
飛龍1級
スコーミッシュゾンビ2級
ドラの音2級
キーホールネオ1級(OS)
空手oh!1級

■笠置
黒い豚カレー1級(FL)
のっぺりカンテ3級

■裏御岳
ジュリエット1級
男一徹3級
一徹右2級
クライマー養成ギプス2級
めがね初段
ジョニージェニージャニー初段

■瑞牆
シャリシャリ君SD3級
祭の花1級
あかね雲3級
桜餅2級(OS)
カラクリ1級
百里眼1級
泉の家初段
花畑1級
ガリガリトラバース2級
夜を待ちながら2級
日々の暮らし1級
少年3級
角衛門マントルV5
穴くまじろうV5
ガリガリ君1級
普通の日初段
夏への扉1級
ジュゴン初段
指人形初段
コールドスリープ1級
穴熊ントル1級
DKマントル2級
玉2級
猫頭エリア無名初段
ナーガ1級
算術1級
竜王初段
倶利伽羅初段
エンドロール二段
羽音2級
黎明期SD3級
背伸び運動3級
インペリアルマーチ1級
骨拾い1級
草笛1級

■具志頭
Around The Corner II初段
パインライス1級
チョックストーンアタック初段
オザーンの怪力トラバース1級(FL)

■笠置山(恵那)
エル3級(FL)
エンカイ1級
SOS2級
エルエル2級(OS)
ウォールフラワ3級
積木1級
皇帝ペンギン初段
エキドナ初段
シュクラン1級
三十路ボンバイエ3級
ノムール1級
ダイヤモンド初段
イルカ1級
ブライル2級
ウォールブライル2級
孔雀王初段?
ナイフのようなカンテ初段

■豊田
兄貴e
一難去ってd
ヘタd
蛇の目e
ティータイムd
ノミのジャンプd
うねりf
文明開化e
やせがえるd
ゴーストザッパーf
ピーターラビットe
緑e
枯れ葉e
枯山水e
ムーンサルトe
鯉のぼりe
半生茶e
きび団子d
瞬間芸e
石器d
ため息d
大盆栽d
王滝クラックe
極上おつまみe
破壊d
小鯨e?
タスキSDe
氷雨e
オレひざe
ポールd
デッドブラインドd
デルタd
バックトゥ・ザ・フューチャーⅢd
俊トラe
D助d
叫びe
手長猿d
ラースベイダーe
パンタグラフc
ポールポジションd
すりこ木d
球根e
寅トラe
へそe?
はたた神e

■SSK
ナルコレプシー初段
なまはげ初段(FL)
パスウェイ初段

■塩原
後悔3級
エロンチョ4級
Dライン3級(FL)
タンニャバード2級
鳥2級
桜3級(FL)
マントル職人初段

■フクベ
KIWA1級
マジック初段
カワゴイ1級
トリケラトプス初段

■下仁田
橋の下1級
道化師初段
クラック状岩2級

■城ヶ崎
富戸の冬1/2級
富戸の春初段
文殊初段

■安達太良
普通の人1級
柴田ランジ1級

■霊山
宝の山R3sd
休日出勤R3sd

■白州(神宮川)
秋天1級
川1級
ダイヤ2級
いぶし銀2級

■神戸
ディエス初段+

■三峰
一輪車初段
涼しいマントル初段
上級者への登竜門3級

■白州(尾白川)
高砂2~3級(FL)
烏蛇2~3級
剣の道3級
白蛇3級

■富士川
Rebellion初段
破れ傘初段
トキオハング初段

■王子ヶ岳
安藤さんカンテ2級
スプーンカットフェイス1級
グリコ3級(FL)
ナテハ3級

■黒潮ボルダー
松風1級
百と八つの流れ星
愛と絶望の狭間1級
季節外れの入道雲2級(FL)

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