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あまーいリップ核心

成果の出た瑞牆から一日のレストを挟んで小川山。今回も状態が良さそう。メンバーはアンジェラ、INOさんに加えて、INOさんの元ホームジム仲間であり、今はたまに我々のホームにも顔を見せるM木さん。近くにお住まいなので集合が楽なのがありがたい。


9時過ぎに到着し、トイレで踏ん張ってからヴィクターへ。あおちゃん、けーこさんの三鷹ジム軍団とキャピキャピ挨拶。外岩では久々に一緒となる48さんもすでに到着しており、土日の人の多さに辟易し、全然やる気なしモードに入っていた。今日は天気がよく、先週の小川山、一昨日の瑞牆ほど寒くはなかったけど、ストレッチとガバでのぶら下がりで入念にアップ。

「コンケーブ」は1トライで、「三日月ハング」も一発でいけるかと思いきやガバが止まらず。まだちょっと固い。しかし感触を確かめるために早速"The Two Monks"にトライ。ドラゴではさすがに立ち込みがしんどかったのでミウラーに履き替えてトライし、リップに超デッド。こりゃまだあかん。

M木さんは「モファット・トラヴァース」狙い。いきなり核心のガストンガバへの寄せに成功、こりゃ余裕なんじゃないの?と思ったら、トゥ解除の振られに耐えられず落ちるの繰り返し。厳しい課題やな~。INOさんは「逆モファット・トラヴァース」にトライするも、ライダーキック決まらず。

さて、自分の課題に戻るか…と思ったら、手にヌルっとした感触が…。なんと今まで無傷だった左手中指の腹にひび割れができており出血!一番の保持力を誇る中指早くも重傷。きっと豚っ鼻のカチが指に刺さったのだろう。


いきなり終了のお知らせですかいな…と、ガックリ。アロンアルファで応急処置をしてレスト。お昼近くになり、ようやく人が減ってきたので48さんが重い腰を上げてトライを始めた。相変わらずヘタレ発言を繰り返しているけど、トライを始めればさすがの上手さ。リップ取りは得意のスタティックムーブで完璧。しかしリップの悪さにフレーク取りには至らず。

僕も負けじとテーピングを巻いてトライし、なんとかリップ取りにはいけるものの、やはりデッドになってしまう。48さんが気分転換に両モファットをやり始めたので、僕も少し気分転換にトライ。これがまずかった。順モファットのガストン寄せムーブを練習していたら、左肩に痛みが…。このときは一昨日の瑞牆の「ナーガ」の筋肉痛だと思っていたけど、疲労していたところに強度の高いムーブをしたせいか、翌日から日常生活でも痛みが走るようになってしまったのだった…。


夕方まで"The Two Monks"をトライしていたものの、結局何も成果なし。INOさんはさすがの長もの力で「モファット・トラヴァース」を完登。48さんは両モファットをどちらもあと一息というところで惜しくも完登を逃した。次回サクっと片付けちゃうだろうな。僕は指に穴を開け、肩も壊し、と泣きっ面に蜂。そうそう立て続けに成果なんて出ないものだけど、外岩真っ只中のシーズンに故障はいただけない…。

寒い日が続く小川山のシーズンは残りわずか。結局苦手系だったこの課題を冬眠させてしまうのか、克服できるのか。

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取らぬ課題の指皮算用核心

僕はクライミングの記録をずっと付け続けているけど、二日レストを入れて絶好調だったことはほとんどない。この週末、土曜日の天気が悪化したことで、久々の大所帯での外岩計画はお流れ、日曜日にシフトすることになった。レンタカーの予約はしていなかったけど、幸いしばらく外岩に行っていなかったアンジェラのジム仲間であるO田さんが車を出してくれることになった。

よって、土曜日は二日レストにしないために軽くジムに行くつもりだったが、アンジェラの希望で越谷イオンレイクタウンにほぼ開店インで行き、結局ほぼ一日買い物をしてジム閉店2時間前に帰ったものの、歩きっぱなしでくたくただったので結局レストにしてしまった…。


そんなわけで、二日レストをした不安を抱えたまま小川山に向かい、乗り心地の良いO田さんの車で楽しく運転し、比較的早い8:30に到着。途中小雨が降ったり、長坂でも路面が濡れていたりしたものの、川上村に入ると路面は乾いており、濃霧で湿度は高く視界が極端に悪かった。落ち葉も朝露で濡れていた。

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しかしヴィクターに行ってみると、岩は乾いていた。気温が低かったのでエア縄跳びとストレッチで入念にアップ。「コンケーブ」に2トライを要し、「三日月ハング」に至っては2トライしてスリップ落ち。まあいいやと早速今回の目的である"The Two Monks"にトライ。立ち込みまでは問題ないものの、リップ出しが超デッド。まあ暖まってないから仕方ない。

今日のもう一つの目的は、4年振りの小川山となるO田さんに1級を登らせること。O田さんは週イチクライマーながらも、僕よりクライミング歴が長く、ムーブが上手でセンスが抜群。パワーに頼らないクライミングができる才能の持ち主だ。以前の小川山では「流れの中に」1級があと一息だったのに、着地で怪我をしてしまいしばらく外岩から離れていた。

本人としてはリベンジを狙いたいところだろうけど、僕はムーブとバランスの課題である「三日月ハング」の方が向いていると思い、勧めてみた。最初はわかりにくいポッケや三日月ホールドに惑わされたものの、徐々に安定してくると核心であるリップ取りをなんとスタティックなクロスムーブで解決!お昼前に完登をもぎとった。


昼前にあおちゃんが来て、「先週から"The Two Monks"撃ち始めたけど、右手のひび割れができて今日もアロンアルファで埋めながら撃ってるんだよね…」と進捗を報告していたら、その右手人差し指のひび割れが開いていた…。しかも先週よりも横に裂けている。どうやら余計ひび割れを進行させてしまった模様。

再度アロンアルファで応急処置をし、テーピングをしてのトライ。まだ暖まっていないせいなのか、テーピングで保持力が落ちているせいなのか、どうにもリップ出しがデッドになってしまい止まらない。トライし始めの頃に逆戻り…。


結局夕方まで粘って撃ち続けたものの、一度もリップが止まることはなく、先週よりも後退。先週が調子が良かっただけなのか、なまじコツを覚えたと思って油断していたのか。少し早めに撤収し境川で焼魚定食を食べた。好きな焼魚があるのはありがたいけど、ここは最後に炭焼きするものの、一旦焼いておいたものを温めているので、水分が抜けてパサパサでイマイチですな…。

先週は何だったんだろうとガックリ肩を落として帰ったけど、翌日には筋肉痛になっていた。同じ課題を撃っていたこともあるけど、フィジカル系課題ではないとはいえなんやかやでフィジカルは必要なのよね。先週の感触から油断していたけど、やはり二段は甘くない。さっくり落としてしまったらあまり嬉しくないなー、なんて思い上がっていた自分を恥じつつ、「静かの海」の時のようにモチベーションが上がってきた。

monk言ってないで登れ核心

シーズン真っ只中だというのに、ジムでもイマイチ調子が上がってこない。そんな週末の前にマッサージを受けてから、アンジェラ、INOさんと小川山。

初めて須玉のデイリーヤマザキに立ち寄る。INOさんいわく、パンの種類が豊富なのと、温かいおにぎりがあるという。僕は糖質制限中なのでどちらも縁がないけど、活動前なら少しはいいだろうと朝食にフライドトルティーヤとサラダ、厚焼き玉子を買って食べた。清里はパンの美味しい店がたくさんあるけど、種類が豊富で立ち寄りやすいので、クライマーさんも多かった。ちなみに昼は弁当で、中身はゆで玉子、チョリソ、スモークチキン、ショルダーハムと、こちらも糖質少なめ。


高速が混んでいたのと、清里のカントリーイベントの渋滞に巻き込まれて9:30頃の廻り目平到着。しかしなぜか駐車場は結構空いていた。紅葉の季節にもなったけど、そろそろオートキャンプでも寒くなったからなんだろうか。いつの間にか紅葉が楽しめる季節になっていた。

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まずはヴィクター。INOさんは逆モファット、僕とアンジェラは"The Two Monks"が目当て。8級を登ってガバにぶら下がったりストレッチをして入念にアップした後、皆で「コンケーブ」にトライ。皆1トライ目は落ちる。やっぱりガストン取ってから足上げが辛い…。なぜか足をいきなり頂点に上げてしまい、身動きが取れなくなり右手でカチを取るというgdgdムーブで降りた…。

2トライ目には頑張ってトゥをかけ、カチを左手で取って、いつもは恐くて降りるマントルも今日は不安なくプッシュで難なくクリア。次に「三日月ハング」をトライしてみたら、驚いたことに一発で再登できてしまった。ムーブの課題とはいえ、久しく登っていなかったのにコツを覚えていたのは驚いた。やはりマッサージの効果でアップが早いせいもあるのか。


そんなわけで、本命の"The Two Monks"を触ってみる。僕はこの課題は苦手のがに股バランス系というのと、イマイチムーブが地味だし高さもあるのであまりやる気がしなかったけど、グレード更新にトライするアンジェラに少しでもアドバイスができるように一緒にやってみることにした。

最初はスタンスもホールドも分からず、特に左のカチが全く何も持てなくて意味不明…。しかし幸い他にトライしている方がいたので、ムーブをパクっていったらようやくカエルのポーズになれた。

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そこからの豚っ鼻とやらが全く持てない…。皆はピンチだと言うけど全然持てないので、しばし探ってみて、とりあえず中指一本で立てることが分かった。

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そしてやっとリップを叩くことができたトライの後、右手人差し指を見ると先週もテーピングでのトライを強いられたひび割れが早くもパックリ!アロンアルファが染みるので、また開いてしまったらしい…。


せっかくリップを叩けるようになったのに、昼前にしてもう終了かよ…と落ち込みながらアロンアルファが固まるまでお昼ご飯を食べたり「縦ダイク」に移動したINOさんを冷やかしに行ったりトイレに行ったりして、さてどうしたもんかと長レスト。アンジェラもカエルポーズセッティングに使う左手のカチで指皮をえぐられ、皮をやすりで削ったら全然持てなくなってしまい、意気消沈していた。

いきなり出鼻を挫かれた形の二人。まあ腐っててもしゃーない、他の課題をやるか…と、とりあえずテーピングをしてみたものの、諦めきれずテーピングで再度"The Two Monks"にトライ。

スタートのカチ(届かない人は一手目にクロスで取るキーホールドのカチ。僕は届くので「三日月ハング」の時と同様これでスタートしている)の持ち方を変えることで人差し指が痛くならないようにしたら、なんとかリップ叩きまでいけたので、とりあえずトライし続けることに。

しかし叩けど叩けど、リップが止まらない。動画で位置を確認しても合っているし、止まっている人を見てもやはり場所は合っている。スタティックとまではいかないまでも、かなり固めてふわっと取りにいっても効かせることができず壁から剥がされる。見た目は凹みがあるとはいえ、かなりスローピーなので重心を落とさないと効かないのではと思い、少し工夫をしてみた。

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一度立ちきったあとにそのまま手を出さず

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ちょっとだけ腰を落として

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手を出したら、ジャストでリップを効かせることができた!しかしこのリップ、全然良くない。持ち直してみても持ちが良くならないので、妥協したまま手に足からのフレーク取り。うまい具合にフレークが取れたので動転し、オタオタして足を運んできたものの、右手のフレークがあまり持てておらずマントルに入れそうな気がしなかったので無理せず降りる。

ともあれリップ取りのコツは掴み、この後は高確率でリップが止まるようになった。右手が持てなかったのはテーピングのせいかも知れないと、テーピングを外してのトライ。しかし夕方になり湿度が上がってきたせいか、リップが徐々に悪くなってきてフレーク取りに失敗することも。薄暗くなり、そろそろ撤収かなというムードの中、カメラをf値の向上したiPhone7に交換し、最後と決めてトライ。



リップが悪い!マントルが恐い!と二つのmonkを言いたい。右足のスタンスが見えにくく不安だったのと、やはり右手もプッシュに返した左手もあまり効いている感じがせず、プッシュを返しきれなかった…。決定力の弱さだけど、心は常にノーマット、無理はしないのが信条なので…。


僕はトライを終了し、アンジェラの「モファット・トラヴァース」、INOさんの「逆モファット・トラヴァース」トライや、「コンケーブ」「三日月ハング」にトライする方々をヘッデンでサポートしつつガンバを送ったりしながら撤収の準備。

皆良いトライで素晴らしかったけど、特に外岩慣れしていなさそうな女の子が女子には厳しい「コンケーブ」のマントルのプッシュを一所懸命返して見事完登をもぎとったトライを見れたのは今日一番来て良かったと思ったことかも知れない。いやー、ボルダリングって本当に素晴らしいですね。それではサヨナラ、サヨナラ小川山。


帰りはナナーズでキャベツとレタスを値上がりしたな~と思いながらも購入し、夕飯はここに入ってみた。

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レトロアメリカンな感じのステーキ&ハンバーグハウス。ステーキを食べたいところだったけど、成果ゼロなのでジンギスカンときのこのホイル蒸しと牛すじ煮込み。

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充分ご馳走でした!しかし苦手だと思っていた課題でもやってみるものだ。そういえば僕は自分のスタイルはどちらかと言えばパワーとリーチ頼みだと思っていたけど、アンジェラとINOさんに言わせればムーブを作り上げて登るテクニックタイプだと言う。自分では全くそうは思っていなかったので意外だった…。

クライミングは弱点潰しだと思っているので、じゃあ自他共に認めるパワークライマーのINOさんと一緒にトレーニングに励みましょうかね。この二人に負けないように。



SEN&INO TRAINING FOR 7CPLUS…ぐらいかな。

出遅れシーズンイン核心

3連休最終日、なんとか天気が問題なさそうということで、皆で小川山へ。メンバーはアンジェラ、INOさんに加えてこの日から3連休なので一人残ってキャンプするというミケちゃん、そして再び社畜と化していたコバちゃんの5人。久々のコバフォレスター号で高速をかっ飛ばし、9時前に廻り目平キャンプ場に到着。

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かなり空気は肌寒くなっており、ダウンかフリースを持ってこなかったことを後悔。まずはテン泊のミケちゃんの幕営を待ってからキャンプ場ボルダーでアップ。気温が低いせいか、前日ジムで軽く登ってアップをしていたにもかかわらず、暖まるのが遅く3級を登るのもいっぱいいっぱい。

そんな中、アップ不要のミケちゃんは僕がまだできていない右から左のトラヴァース2級をあっさりと解決し、数度の繋げトライで完登。カンテの処理はさすがだった。リハビリ中のコバちゃんも3級を登って、前回3級を登っているはずのアンジェラは再登できず落ち込んでいたけど、皆なぜだか変なテンションで下ネタ大会になり、アンジェラが「お前ら女子の前で下ネタやめい!」からの「え、女子どこ?」というお約束も健在。久々のこのゆる~いメンバーで賑やかな外岩を満喫。

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画像は下ネタにされたかわいそうなキノコ。


アップが済んだところで犬岩に移動。途中大盛況の入口岩であおちゃん&マラジョさんと挨拶。二人はすでにトラヴァースを左右方向とも終わらせたという。さすがだな~。

そして犬岩で早速宿題の「虹の入江」にトライ。ここでもミケちゃんの強さ炸裂で、以前少し触っていたものの、この日の2トライ目で核心が止まりサクっと完登。今日は前回よりも全然コンディションが良いとのこと。確かに少し湿っていたキャンプ場ボルダーと違い、日も風も当たるこの岩はパリっとしていた。

INOさんも僕も前回で足位置が決まっていたので、すぐに登れるかと思いきや、INOさんは核心の一手が何度やってもわずかに届かず、僕はと言えば皆がスタティックに出せる一手がどうしても固まらずデッドになってしまう。自分と他の人との違いを動画で確認し、足の向きがガニになっていない=重心が左に来ていないことに気付き、ようやく光が見えてきた。

INOさんが下のスタンスだと物理的に届かないことに気付き、上のスタンスに切り替えていたので、僕もつられてなぜだか狭い上の足でトライ。リーチで登るのは悪いと思ったのと、上の足で登れるバランスを見つけなければと使命感を感じてしまったのかも知れない。

そんな無駄撃ちを続けていたとこで、まさかの右手人差し指がひび割れ出血!確かに核心の一手は右手でプッシュまでかなり保持するけど、特に鋭いわけでもないのになぜ割れるのか…。まーたこの展開かと、アロンアルファで補修しつつ長レスト。

ダメ元でテーピングをしてトライ。



あまり痛くなくてほっとしただけで、特にコツも意識せずにテキトーにトライしてしまったけど、偶然核心が止まり、スラブで迷いまくったものの無事完登。その後上の足でトライしたけど、核心は止まりそうだった。結局ようやくアップが終わったというだけの話かも知れない…。


病み上がりのINOさんの体調が思わしくないのと、皆移動の雰囲気になったので、僕の希望であるヴィクターへ移動。

目的は前回やっと光明が見えてきた「コンパウンド」4級。この課題はカチから左側の一段低いリップなら簡単に取れてしまい4級もなさそうだけど、黒本のラインは水平カチとポッケの間なので、一手目でポッケを取ってスメアで立ち込んでリップ取りというのが正しいラインに思われる…けど、ぱっと見無理すぎる。しかし前回初めてポッケ取りに成功して俄然可能性が見えてきたので、この課題の謎を解き明かしたかったのだ。

以前正しいと思われるラインで登ったという方とお話したことがあったけど、"The Two Monks"もサクっと登ってしまった強い方が声を出して登ったという…誇張はあるにせよ、そう簡単ではないのは分かる。一手目のポッケは問題なく取れるけど、スメアの足からふわっと立ち込んでリップを取るのが難しい。しかもリップはそんなに良くないので、スメアの足が切れたら落ちるだろう。非常にバランシーなリップへのデッド。

何度かトライしているうちに徐々に感覚が分かってきて、立ち込む右足のシューズを「頭痛」で実績(一歩目を立っただけ)のあるブースティックに変えてのトライ。



やっと謎を解明できた。先日登った「扇子」2級よりは簡単なので4級でいいのかも知れない。しかし悪いスラブの4級と言われるスパイヤー岩の4級や、きたない大岩の4級よりは難しい気がする…。何にせよ、これが登れないと思っていた僕のスラブ技術が低すぎるのは間違いない。

以前"The Two Monks"をトライしていたミケちゃんは最初のトライでいきなりリップ止めまでいったものの、その後は徐々に高度が落ち、別メンバーと来て、悪いとされる初段の「逆モファット・トラヴァース」にトライし続けていた武蔵君はお買い損ハンターINOさんをそそのかし二人でトライするも惜しくも敗退。アンジェラは"The Two Monks"にダメ元でトライ、コバちゃんは睡眠。17時を過ぎたあたりで暗くなってきたので撤収。


ミケちゃんの無事と成果を祈り、キャンプ場を後にする。ナナーズで買い物をして焼き鳥を食べて、夕飯は今回も蘇州。なぜかアンジェラ以外は定食を食べず、糖質制限をしていた。

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単品の焼きモツはちょっと量が少ない…。


帰宅し後片付けを終えると、アンジェラが一大決心をした。今シーズンの小川山はちょっと背伸びをして"The Two Monks"にトライしてみるという。今までジムでも外でも「ウチにはまだ早すぎる」と限界グレードの課題を触らず、もっと自信を持って難しい課題に取り組めばいいのに、と言われ続けてきたことに対する、アンジェラの決意だった。

全然お買い得ではないし高さもあるし人の多い岩で、正直いつ登れるのかは分からない。しかし高い目標を据えたことは嬉しいし、全力で応援する。細かくてバランシーかつド正対が要求されるこの課題は僕の苦手のオンパレードなので、まともにトライしたことはほとんどないけど、一緒にトライしてみようと思う。ちょっと出遅れた感はあるけど、ようやく乾いた花崗岩でテンションが上がってきた。

石にかける魂核心

アンジェラ、INOさん、ガミケンさんと連日の小川山。少し高速は混んでいたものの、9時前には小川山に到着。

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夕方から雨の予報で、ちょいと天候は不穏だったけど、前日とうって変わって駐車場は大混雑。知り合いの方々と挨拶しつつ、最初は分岐岩へ。

スラブ面でアップし、いつものように中央3級のスローパーに飛ばしで跳ね返される。リードでスラブの経験値を稼いでいるガミケンさんは数トライでサクっと中央3級を完登。ムーブはミケちゃんと同じくクロスムーブだった。やはり確実なムーブで行くべきなのか…。まだまだ我慢のクライミングができてないなあ。


アップもそこそこに、隣の「マジでナイスなプロジェクト」とい実に素敵な課題名を持つ「MNP」1級にトライ(課題名を略称にしたセンスに感謝せざるを得ない)。僕はこの課題は初めて小川山に来た時に触ってみたけど、自分のマットだけでは恐くてできなかった。今回は充分なマットがあるので、あの有名なカンテのトゥも可能だ。

早速トゥフッカーのガミケンさんがトライ。ポッケマッチからカチに飛びつき、半回転しながら危うくマット外に落ちそうになる…。僕はリーチ的にカンテからカチまで届いてしまいそうだったが、本能が危険信号を出していたのでポッケマッチから悪い足で取りに行くことに。苦手のマッチには成功したものの、譲り合いができず…。左手でガッツリ持てたら行けそうなのになあ。


皆少しずつ触って満足したところで、本日のメインディッシュである石の魂へ。INOさんとガミケンさんは「A.I.T.」、僕とアンジェラは「石の魂」にトライ。先にtomoさんとS君が来ており、S君は「石の魂」(ランジVer.)のリップが止まりかけており、しばらくして見事完登し、さらにはすぐにリピートできていた。普通は登れたらすぐ満足してしまうのに、「1度登れただけではまぐれかも知れない」ということで、すぐにリピートさせているのがどんどん強くなっている一因だろうなあ。

ランジVer.を狙っている僕はS君の登りを参考にしつつ、前回から研究していたスプレー持ちを探る。ようやくしっくりくるようになり、飛び出す足も決まった。

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思いっきりタメを作って…

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ドカンと出るも、いまいちガバを掴み切れず落ちる。まだ腰が引けてるなあ。

INOさんとガミケンさんが「テッペン・トッタル」…もとい「テンペル・タットル」初段に息抜きでトライしていたのを冷やかしにいったりしている間、アンジェラは「石の魂」のポッケ使用Ver.にトライしていた。前回惜しいところまでいっていたので、今回はあっさりいくのではないかと思っていたけど、一度ポケットを止めて完登かと思いきや、その後の足上げで落ちてしまってからポケットが止まらなくなってきていた。

指の負担が大きい課題なので、長レストを入れつつ大事にトライを重ねていたが、INOさんたちも移動していき、また宿題かなあと思った矢先のトライ。



外岩行き始めの頃にトライし、登れそうだと思っていたのに4年ぐらい経っても簡単には登らせてくれず、苦戦の末の完登。「エイハブ船長」に続く小川山での大きな成果となった。


犬岩に移動し、少し「虹の入江」をトライし、足位置を変えることでなんとか核心越えが見えてきた。

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皆次はいけるかなと感触を残しつつ撤収。随分と日が短くなったなあ。


帰りは前日境川に行ったばかりだったので「蘇州」に寄ってみた。ホルモン煮定食は境川より煮込まれており、味が濃く柔らかく美味しかった。

徐々に岩の状態も良くなってきており、そろそろシーズンの目標とする課題を決めていかなければ。天気の悪い週末でもプロジェクターでクライミング動画を観て、モチベーションを上げているのであった。

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台風続きの今年の天気がうらめしい!


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プロフィール

SEN

Author:SEN
外岩好きのボルダラー。リードもたまに。175cm、62kg前後、リーチは178cm。アップに90分は要する超スロースターターなのが悩み。

元々ジム専だったものの、初段が落とせるようになってからは外ボルに取り憑かれる。シーズン中は毎週のように外岩に行っているように思われているが、仰るとおり。嫁は関西弁のアンジェラ(青森生まれ)。

以下過去の主な完登課題。

■御岳
マミ岩右SD2級
すべり台トラヴァース3級(OS)
デッドエンド1級
変形忍者返し初段
忍者返し1級
ファットアタッカー初段
とけたソフトクリーム岩トラヴァース初段
子供返し初段
勅使河原美加の半生初段
立ち鵜1級
命ちょーだい2級
丸こんにゃく右1級
チキンSD2級
御岳こうちん2級
丸こんにゃく左1級
デッドエンド左初段
遊歩道岩トラヴァース1級
素登り初段
イギリス人のトラヴァース2級
私の見栄1級
命ください中央2級
デッドエンド横断初段
白狐岩SD2級
オーストラリア岩カンテ右3級(FL)
マミ岩トラヴァース2級
遊歩道岩逆トラヴァース初段
豚の鼻1級
A/B岩トラヴァース初段
丸こんにゃく中央1級
マルガリ初段
ジャンピングフック1級
マミ岩階段1級
水の詩3級
亀返し初段
私の家(リップVer.)二段
凹角右抜け3級
モンキーポッケ初段
命ください右1級
トラヴァースボルダー左→右1級
エゴイスト(中継カチあり)初段
御岳洞窟1級
ファット・ブロッカー初段
猫砂1級
In Ome!(仮)1級くらい

■小川山
芋掘り1級(FL)
穴社員3級(FL)
達筆3級
神の瞳初段
コンケーブ3級
プーシェ3級(FL)
変人1級
流れの中に1級
ベヒーモス1級
メイ3級
ルー2級
ギガント初段
狸寝入り2級
目薬パチパチ1級
ライトスパイヤー3級
エイハブ船長1級
モルボル初段
三日月ハング1級
太古3級
きたない大岩左側壁のカンテ1級
サブウェイ3級
黒豆岩左2級
黒豆岩右2級(FL)
黒豆1級
田嶋ハング初段
キングチョックレフト1級
ファルコ初段
犬小屋二段
忘却岩マントル2級
飛沫二段
スィール3級
太鼓判初段
ラブリー・トラヴァース左→右初段
モンスリー1級
烈風初段
忘却の果て初段
フィロソフィー初段
露岩スラブ3級
露岩マントル2級
玉葱左3級
縦ダイク3級
冬枯れ2級
静かの海三段
キャンプ場ボルダーD岩左→右2級
石の魂(ポケット使用)1級
扇子2級
虹の入江初段
コンパウンド4級
涙岩1級(命)
The Two Monks二段
梅見る頃を過ぎても1級
アストロノーツ初段
八月二段
逆フィロソフィー初段
アイアンクロー3級(FL)
スプリンター1級
流れる3級
隠れ人1級
ヒッパルコス2級
大いなる河の流れ二段
モファット・トラヴァースⅠ1級
延長サブウェイ1級
ミダラ後半1級
ヴィクターカンテ1級

■笠間
ラブタッチ3級
ベンチ岩2級
大黒岩トラヴァース2級
ハングマン2級
シンプルファイター1級
スーパーマントル2級
樹海初段
ワシントン倶楽部2級
ハートビートカンテ2級
かさまん2級
きのこ岩トラヴァースSD1級
エ・モーション1級
シンプル&ディープ初段

■川井
ミエールSD3級
ブロック2級の右の1級(FL)
I've2級
イノバウワー3級
ミワタク初段
ブロック2級
ラブリー3級
ベッケンバウアー1級

■湯河原幕岩
ノーズ2級
ノース2級
のっぺり3級
貴船初段
ダイヤモンドバスト3級(OS)
パイプライン初段
米蔵2級Ver.
ダイヤモンドスラブ2級
湯河原ジャンプ3級
展望台2級
サンセットダディ1級
アイアンメイデン3級
木漏れ日1級
サブウェイ二段
秋晴れ初段
Wプロジェクト二段
バーリアル1級
ローリングストーン3級
ジャッキアップ2級

■天王岩
ウラヌス二段
般若初段

■十里木
深呼吸1級
超深呼吸初段

■北山公園
ナインティナイン3級
鉄人3級(FL)
ホールドアップ2級
股フックカンテ2級
林トラヴァース3級
シャークハング3級(FL)
お昼寝フェース1級
バーカーヘッドマントル1級
インシュリン3級
ウマノリカンテ3級(FL)
木下フェース中央3級
ショーギノーマル1級
火の用心左フェース1級
飛龍1級
スコーミッシュゾンビ2級
ドラの音2級
キーホールネオ1級(OS)
空手oh!1級

■笠置
黒い豚カレー1級(FL)
のっぺりカンテ3級

■裏御岳
ジュリエット1級
男一徹3級
一徹右2級
クライマー養成ギプス2級
めがね初段
ジョニージェニージャニー初段

■瑞牆
シャリシャリ君SD3級
祭の花1級
あかね雲3級
桜餅2級(OS)
カラクリ1級
百里眼1級
泉の家初段
花畑1級
ガリガリトラバース2級
夜を待ちながら2級
日々の暮らし1級
少年3級
角衛門マントルV5
穴くまじろうV5
ガリガリ君1級
普通の日初段
夏への扉1級
ジュゴン初段
指人形初段
コールドスリープ1級
穴熊ントル1級
DKマントル2級
玉2級
猫頭エリア無名初段
ナーガ1級
算術1級
竜王初段
倶利伽羅初段
エンドロール二段
羽音2級
黎明期SD3級
背伸び運動3級
インペリアルマーチ1級
骨拾い1級
草笛1級

■具志頭
Around The Corner II初段
パインライス1級
チョックストーンアタック初段
オザーンの怪力トラバース1級(FL)

■笠置山(恵那)
エル3級(FL)
エンカイ1級
SOS2級
エルエル2級(OS)
ウォールフラワ3級
積木1級
皇帝ペンギン初段
エキドナ初段
シュクラン1級
三十路ボンバイエ3級
ノムール1級
ダイヤモンド初段
イルカ1級
ブライル2級
ウォールブライル2級
孔雀王初段?
ナイフのようなカンテ初段

■豊田
兄貴e
一難去ってd
ヘタd
蛇の目e
ティータイムd
ノミのジャンプd
うねりf
文明開化e
やせがえるd
ゴーストザッパーf
ピーターラビットe
緑e
枯れ葉e
枯山水e
ムーンサルトe
鯉のぼりe
半生茶e
きび団子d
瞬間芸e
石器d
ため息d
大盆栽d
王滝クラックe
極上おつまみe
破壊d
小鯨e?
タスキSDe
氷雨e
オレひざe
ポールd
デッドブラインドd
デルタd
バックトゥ・ザ・フューチャーⅢd
俊トラe
D助d
叫びe
手長猿d
ラースベイダーe
パンタグラフc
ポールポジションd
すりこ木d
球根e
寅トラe
へそe?
はたた神e

■SSK
ナルコレプシー初段
なまはげ初段(FL)
パスウェイ初段

■塩原
後悔3級
エロンチョ4級
Dライン3級(FL)
タンニャバード2級
鳥2級
桜3級(FL)
マントル職人初段

■フクベ
KIWA1級
マジック初段
カワゴイ1級
トリケラトプス初段

■下仁田
橋の下1級
道化師初段
クラック状岩2級

■城ヶ崎
富戸の冬1/2級
富戸の春初段
文殊初段

■安達太良
普通の人1級
柴田ランジ1級

■霊山
宝の山R3sd
休日出勤R3sd

■白州(神宮川)
秋天1級
川1級
ダイヤ2級
いぶし銀2級

■神戸
ディエス初段+

■三峰
一輪車初段
涼しいマントル初段
上級者への登竜門3級

■白州(尾白川)
高砂2~3級(FL)
烏蛇2~3級
剣の道3級
白蛇3級

■富士川
Rebellion初段
破れ傘初段
トキオハング初段

■王子ヶ岳
安藤さんカンテ2級
スプーンカットフェイス1級
グリコ3級(FL)
ナテハ3級

■黒潮ボルダー
松風1級
百と八つの流れ星
愛と絶望の狭間1級
季節外れの入道雲2級(FL)

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